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沖縄最高の聖域、世界遺産・斎場御嶽(せーふぁうたき)を訪ねる

パワースポット・斎場御嶽は沖縄でもっとも神聖な場所

世界遺産の斎場御獄は、琉球王国の創世神「アマミキヨ」がつくったといわれる琉球王国最高の聖域。その信仰はその後も絶えることなく続いており現在はパワースポットとして有名ですが、当時は男子禁制でした。「せーふぁ」とは「最高位」という意味で、「御獄」とは、南西諸島に分布する「聖地」の総称。敷地内各所に神聖な拝所が点在しています。

前面に祈りの場を配した大庫理(ウフグーイ)。
寄満(ユインチ)。
知念半島の東約5kmに位置する久高島は、琉球王朝時代に神事が行われた神の島。御門口付近と、三庫理付近から望めます。

2本の鍾乳石から落ちる「聖なる水」を受ける、「シキヨダユル」と「アマダユル」のふたつの壷。

【DATA】
斎場御嶽(せーふぁうたき)
住所:沖縄県南城市知念字久手堅539
電話:098-949-1899(緑の館セーファ)
営業時間:9:00~18:00
11月、12月、1月、2月 ~17:30
※入場は閉館30分前まで
URL:https://okinawa-nanjo.jp/sefa/

斎場御嶽へのアクセス

車の場合

那覇空港から約50分。
沖縄自動車道南風原北ICから約25分。

路線バスの場合

那覇バスターミナルより、東陽バス志喜屋線38番にて斎場御嶽前バス停下車。約90分。

タクシーの場合

那覇空港のタクシー乗り場から約50分。
(乗車料金は、交通事情や経路によって異なりますが、約5,000円前後となります)

周辺の観光ポイントからの場合

首里城から車で約35分。
平和祈念公園から車で約30分。

斎場御嶽に行ったら寄りたい食事&カフェ

地産地消を掲げる絶品洋食「洋風料理店ビストロブーケ」

ハーブの風味のランチセットのメイン料理、タマンのポワレ。コースは前菜、スープ、自家製パン、デザートなどが付きます。
前菜の一例で、チヌマンと海ぶどうのサラダ仕立て。メニューは昼も夜もコース料理のみです。
地元の食材にこだわってつくられたメイン料理、ガーラ香草焼き。

知念漁港から店主自ら仕入れる魚や沖縄産の野菜、果物が主役。フレンチ&イタリアンの技法で美味なるひと皿になります。

【DATA】
洋風料理店ビストロブーケ(ようふうりょうりてん ビストロブーケ)
住所:沖縄県南城市知念久原435-2
電話:098-947-6755
営業時間:11:30~15:00、18:00~21:00
定休日:火曜日
URL:http://www.kankou-nanjo.okinawa/eat/details/4

磯の風味が爽やかに香る「屋宜家」

人気のアーサそば。小鉢などが付くセットもおすすめ。
ハーフぜんざい。やさしい黒糖の甘さが疲れを癒してくれます。
国の有形文化財に登録されている店内は懐かしい雰囲気。

沖縄ならではの栄養豊富な海藻・アーサ(あおさ)が練り込まれた翡翠色の自家製麺が珍しいアーサそば。つるっとしたのど越しが印象的。トッピングにもアーサがたっぷり入っており、爽やかな香りで箸が進みます。鰹ベースの自然な味わいのスープとともに、磯の香りを感じましょう。

【DATA】
屋宜家(やぎや)
住所:沖縄県島尻郡八重瀬町大頓1172
電話:098-998-2774
営業時間:11:00~売切次第閉店
定休日:火曜日
URL:https://www.ne.jp/asahi/to/yagiya/

野趣あふれる山小屋カフェ「山の茶屋 楽水」

さちばる定食。酵素玄米ご飯と沖縄惣菜が楽しめます。
角切りの紅芋が入ったチーズケーキ。メニューは動物性の食材を極力避けています。
渡り廊下を進むと「山の小屋」へ。
2階の窓からは新原ビーチが一望できます。

小高い山にあるハイキングコース「さちばるの庭」の中腹に、巨岩を包み込むようにして建っています。1階はギャラリー、2階は窓一面に海が広がり、素晴らしい景色を眺めながら菜食中心の沖縄料理を楽しめますよ。

【DATA】
山の茶屋 楽水(やまのちゃや らくすい)
住所:南城市玉城字玉城19-1
電話:098-948-1227
営業時間:11:00~18:00
※17:00L.O.
定休日:木曜日

斎場御嶽に行ったら寄りたいショップ

デザインも秀逸で使いやすい陶器「宮城陶器」

角皿(小)
飯碗
ひび化粧カップ

南城市佐敷、静かな自然の中にこの「宮城陶器」はあります。清々しい庭の奥、赤瓦の屋根の下に並ぶオリジナルの陶器たち。伝統のかたちを守りながらも、モダンでシンプルなそのデザインはどこか新しく感じますよね。使い勝手もよさそうで、どんな料理でも引き立ててくれそう。ここで理想のうつわが見つかるかもしれません。

【DATA】
宮城陶器(みやぎとうき)
住所:沖縄県南城市佐敷屋比久328
電話:098-917-1623
営業時間:10:00~17:00
※要事前確認
定休日:日曜日、不定休あり

センスが光るドゥカッティ「Doucatty」

オリジナルプリントTシャツ
オリジナル型染め手ぬぐい

ちょっとほかにはないTシャツや手ぬぐいなどを、お店の工房ですべて製作しています。ドゥーカッティー(気の向くまま)につくった作品は、どれも見ていておもしろい。オススメは手描きや型染めを合わせてデザインした大きな布。ベッドカバーや間仕切り、カーテンとさまざまな用途に使えますよ。

【DATA】
Doucatty(ドゥカティ)
住所:沖縄県南城市佐敷新里740-1
電話:098-988-0669
営業時間:10:00~17:00
※不在の場合があるので事前連絡が確実。
定休日:不定休
URL:https://doucatty.com/

木のぬくもりあふれる工房「木彫屋」

ペンダント。
イヤリング。
黒檀リング。

家族で営む木製品の店。父は家具、母は時計や小物類、娘はアクセサリーの製作を担当しています。中でも黒檀を繊細にカットしたアクセサリーは、上質なデザインとつけ心地が評判。オーダーメイドアクセサリーは、注文から約2ヵ月後に発送されます。

【DATA】
木彫屋(きぼりや)
住所:沖縄県南城市玉城富里91
電話:098-948-7008
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休
URL:http://www.kankou-nanjo.okinawa/buy/details/229

斎場御嶽に行ったら寄りたいスポット

神聖な場所としても知られる「百名ビーチ」

静かでのんびりできるビーチです。
干潮時は石碑全体が現れる上、間近で見ることができます。
ビーチへ下りる手前の林には、聖域である南城市指定史跡の「浜川御嶽(はまがーうたき)」があります。

琉球の国土創世神である「アマミキヨ」が、“神の島” 久高島から本島に渡った最初の地といわれ、聖域として崇められている浜辺。その上陸地点とされる海の中には石碑の「ヤハラヅカサ」が建てられており、干潮時にはその姿を見ることができます。隣の新原ビーチに比べると人が少なく、ゆっくりと寛げますよ。

【DATA】
百名ビーチ(ひゃくなビーチ)
住所:沖縄県南城市玉城字百名
電話:098-948-4611(南城市観光協会)

海沿いの橋と大パノラマ「ニライ橋 カナイ橋」

橋自体は県道86号線と国道331号線とを結んでいます。南部でも屈指の絶景スポット。
橋の入り口付近にカラフルなオブジェ。

海に向かって飛ぶように大きくカーブを描く全長1km、高さ80mの橋は南部屈指の絶景スポット。知念岬や、遠くにはコバルトブルーの海に浮かぶ神の島・久高島が見わたせます。徒歩や自転車でも通行可能。ニライ橋側から行くのがおすすめですよ。「ニライカナイ」とは、沖縄に昔から伝えられる「海の向こうにある理想郷」という意味。

【DATA】
ニライ橋 カナイ橋(ニライばし カナイばし)
住所:沖縄県南城市知念吉富
電話:098-948-4660(南城市観光協会)

神秘の森と洞窟をめぐるプチ冒険「ガンガラーの谷」

大主(ウフシュ)ガジュマル。コースは約1kmで、所要時間はおよそ80分。予約はできれば前日までにしましょう。
ガジュマルの上につくられたツリーテラスからは海も望める、年間約10万人が訪れる人気スポットです。
洞窟内にあるケイブカフェ。沖縄の風化珊瑚で焙煎した35コーヒーや、アイスなどを味わいましょう。ライブやパーティの開催も行われます。
洞窟の中を流れる雄樋川。
命の誕生を願う「イキガ洞」。

沖縄の大自然を堪能できるのがこちら。見学は予約制のガイドツアーで、東京ドームとほぼ同じ広さの雄大な美しい森を巡ります。神秘的な洞窟や推定樹齢150年のガジュマルの大木、古代人の居住跡など、見どころがいっぱい。

【DATA】
ガンガラ―の谷(ガンガラ―のたに)
住所:沖縄県南城市玉城字前川202
電話:098-948-4192
予約は9:00~18:00
ツアー出発は10:00、12:00、14:00、16:00
定休日:無休
URL:http://www.gangala.com/

※掲載内容は2017年3月取材時のものです

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トリコガイドシリーズ 編集部

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オンは仕事をバリバリこなし、限られたオフはおもいっきり羽を伸ばして楽しむ!そんな大人のキャリアウーマンの「せっかくだから」を満たす、ちょっと贅沢な国内ガイドマガジン。

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