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【ヨガと体】①しなやかな筋肉ってどういうこと?

ヨガを始めた人も、興味はあるけどまだ未経験の人も、気になるヨガと筋肉の関係について。シリーズ第1回目は、ヨガと筋肉についていくつか質問に答えていきます。

筋肉を使わないとどうなる?

歩いたり、ものを拾ったり、握ったり、日常生活でも筋肉は使います。でもその時に使っているのは一部の決まった筋肉だけ。特に腹筋やお尻の筋肉など、日常で使われない筋肉はどんどん衰えて、動きが悪くなってしまいます。

筋肉は体中に血液を送るポンプの役割をしているので、筋力が衰えてしまうと酸素を運ぶ血液循環がうまくいかず、流れが滞ってしまいます。そうすると酸素がスムーズに運搬されなくなり、疲労物質である乳酸が身体中にたまってしまい、疲れやすくなってしまうというメカニズム。さらに、血液が行き届かないことで冷え性にもつながるなど、筋肉はとても大事な役割を担っています。

鍛えるってどういうこと?

ボディビルダーの人達が行うような筋トレは、バーベルなどを使って大きな負荷をかけて筋力アップを目指します。基本的に、伸長した筋肉を収縮させる動作を繰り返すことで、筋肉を大きくしていきます。これが筋肉を「使う」ということです。

確かに筋繊維に大きな負荷をかけていくと太くなりますが、このトレーニングだけを行なっていると弊害も。筋肉が凝りかたまってしまい、可動域が狭くなってしまうのです。なので筋肉を使いながらもきちんと伸ばすことも大切です。

しなやかな筋肉とムキムキの筋肉

そもそも私達の体は、何もしなくても自分の体重だけは支えられるようにできています。そこにさらに負荷をかけると、脳に指令が送られ、その分に耐えられるだけの筋繊維の太さになっていきます。つまり、自分の体重以上の負荷をかけることにより、筋肉が大きくなっていくのです。

ヨガの場合、自分の重み以上の負荷はかかりません。でも、しっかり筋肉の収縮と弛緩を同時にバランスよく行うので、鍛えながらも柔軟性のあるしなやかな筋肉を作ることができるのです。

鍛えすぎもよくないけど、逆に軟らかすぎるのも問題。ヨガでしなやかな筋肉を手に入れて、バランスのいい美しい体を手に入れよう!

監修:山坂元一
本格的な体作りを総合的に提案するトレーニングジム、「フィジカルアーキテクト」のフィジカルストレングス&コンディショニングディレクター。多くのトップアスリートのトレーニングコーチとしても活躍。

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大嶋朋子

編集デスク

大嶋朋子

株式会社Lotus8編集統括マネージャー。心理カウンセリング、傾聴を学び、判断基準を「ヨガの八支則」のヤマ・ニヤマにおいて、日々、女性の心と体について知識を深めている。

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