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ストレッチの「痛気持ちいい」はNG 。体は痛みを望んでいなかった

「痛気持ちいい〜」は絶対NG

日本人は、どうも少し刺激が強いことが好きで、指圧とか、肩もみなんかは、しっかりと刺激が入って、少し痛いぐらいのほうが効いている、と思ってしまいませんか?ストレッチでも、「どこまで伸ばすんですか?」という質問に、インストラクター達は、「痛気持ちいいところまでです」と普通に答えていました。でも、それ、もはやNGなのです。

体のさまざまなコントロールをしている自律神経。交感神経と副交感神経の二つがありますが、交感神経はやる気モードに、副交感神経はリラックスモードへ切り替えるスイッチです。

さて、「痛気持ちいい」は、どうでしょうか?どっちにスイッチが入るのでしょうか?
答えは、「痛い」に反応して、交感神経にスイッチが入ります。

ストレッチをしている時、私達が期待しているのは、筋肉が伸びること。それなのに、痛いという感覚で交感神経にスイッチが入ってしまうと、筋肉はやる気モードになって、硬くなります。攻撃に対処するために、体を強くするわけです。でも、ストレッチしたいのに、体が硬くなってしまったら効果を得られないことに。だから、ストレッチは、「気持ちいい」ところまでしか伸ばしてはいけないのです。

気持ちいいギリギリまでは伸ばそう

ただ、痛くなる寸前までは伸ばしたい。例えば、ヨガを続けていると体が軟らかくなるのは、そのギリギリまでを更新し続けていくから、しまいには、すごく体の軟らかい人に見えるというわけ。これを、適当なところでやめてしまえば、思ったようなストレッチ効果も得られない、ということになります。

その境界を見つけるのは、自分次第。自分との対話で、ギリギリ気持ちいいところを探ってみてください。

 

ライター:三上あずさ
監修:山坂元一/ストレングス&コンディショニングトレーナー。VIDO代表取締役
写真:istockphoto

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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