メリハリボディ目指すなら、注目すべきは肋骨!キュッと締まった「くびれ」の作り方
YOLO 編集部
- 2020年06月08日
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憧れの体形、注目すべきは肋骨!
キュッと上に向いたヒップラインに、くびれたウエスト…。美しいモデルさん達を見ていると憧れますよね。そんなモデル体形を目指すアナタ! もしかして、上向きのヒップラインがほしくて腰を反らせてませんか? むやみに腹筋を鍛えようとしていませんか? それ、すべてNGなんです!
今、彼女達が注目しているのは断然「肋骨」! 肋骨の中でも下のほうにある、下部肋骨をシェイプさせることで、キュッとくびれたメリハリボディを手に入れることなんです。
肋骨を締めるとウエストがシェイプ
肋骨は心臓、肺などの内臓を覆う骨で、片側12本、全部で24本あります。上から順番に第1肋骨、第2肋骨と名称があり、下部にある第6〜10肋骨を引き締めるのが今回の目的。
日本人女性は反り腰になっている人が多いのですが、それは腰を反らせることでヒップラインを上げ、腰のくびれを表現したいと本能的に感じているから。でも、腰を反らせると胸を前に突き出すような姿勢になり、必然と肋骨も前に突き出すことに。そうすると、胸の下に、肋骨によるもう一つの盛り上がりができてしまって、見栄えもイマイチ。また、肋骨が広がることで寸胴にも見えてしまうのです。よかれと思っていた姿勢が実はマイナスだったなんて、ショックですよね。
まずはその誤った姿勢を改めて、広がりっぱなしの肋骨を締めて寸胴を解消すべし! そして、下のほうの肋骨をギュッと締めることで、ウエストラインにメリハリを生むことができます。
肋骨を締める「胸式呼吸」
肋骨を締めると言われても「え、どうやって?」って思いますよね。かくいう筆者も、普段意識して肋骨を締めたり緩めたりしてないので「そもそも肋骨なんて動く?」って思っていまいました。
それが、自然に動いていたんです! そう「呼吸」なのです! 呼吸をすることで横隔膜が動き、それに連動して肋骨も開いたり閉じたりしています。それを利用すればいいというわけ。
呼吸は、お腹を膨らませる腹式呼吸と、胸を膨らませる胸式呼吸があります。寝ている時など、リラックスしている時にする呼吸はだいたい腹式呼吸。ヨガも腹式呼吸のことが多いですよね。でも、今回肋骨の引き締めに役立つのは「胸式呼吸」。
息を吸うと横隔膜が下がって胸に空間ができます。そこに息を入れて、肋骨を広げます。吐く時は完全に吐き切ります。引き締めのポイントは吐く時、ギュッと最後まで吐き切ることで、下部肋骨を締めていくこと。これによって同時に、腹斜筋という、ウエストのくびれにかかわる筋肉も刺激することができ、ウエストシェイプにひと役買うというわけ。
胸式呼吸がよくわからない場合は、両腕を肩の位置に広げて息を吸うと、胸に空気が入る感覚がつかめます。吐く時は腕を下げて吐き切りましょう。
呼吸を意識的にするだけで、メリハリボディが手に入るなら、普段から取り入れられそう! でも、誤った姿勢でやってもムダらしいので、まずは自分の姿勢をチェックしてみることから始めてみましょう。
ライター:北川彩
取材協力:菅原順二/多くのアスリートが通う、東京・中目黒にあるトレーニング・スタジオ・アランチャ主宰。ピラティスを基本とした、単にボディメイクをするだけでなく体の基礎機能を向上させ、さらに進化させるトレーニングが定評
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