痩せたい人は食事中に水を飲むのをすぐやめるべき理由
YOLO 編集部
- 2018年12月19日
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今すぐ中止を!食事中の水は消化に悪影響
ダイエット中、食事を控えるために食べる前にたっぷり水を飲んでおくと満腹感を感じやすい…そんなメソッドを実践しているなら今すぐ中止を!
消化に重要な役割を担っている胃酸。胃に入った食べたものを胃酸で溶かすことで消化を助けています。ところが、食事前やその後に水を飲んでしまうと、胃酸が薄まってしまうのです。当然、消化に時間がかかり胃に負担がかかります。
胃が働いている間は全身の血液が胃に集まるため、昼間でも眠気に襲われてしまいます。夕食だったら、遅い時間まで胃が働くことで寝つきが悪くなってしまうことにもつながり、体の疲れが取れなくなることもあります。
さらに、消化が悪くなって未消化物が残ってしまうと、当然ダイエット効果も得られません。それらがむくみの原因になったり、脂肪になってしまう可能性もあるのです。
レストランの水は日本だけのサービス
レストランで水が無料で提供されるのは、海外では珍しいのをご存知ですか?実は、この慣習的なサービスは、日本の外食産業の発達に伴うもの。おばあちゃんの世代は、食事中はもちろん、食後にお茶を出すことさえありませんでした。「一汁三菜」というように、汁物を必ずつけるのが日本の食事の基本。それは、みそ汁やスープなどの温かい汁物が胃腸を温めて消化を促し、汁に溶け出した栄養もしっかり摂ることができる、理にかなった食事法だったのです。
水はいったいいつ飲むがベター?
では、いつ水を飲めばいいのでしょうか?基本的には体が渇く前が正解。一気に飲むと体液が薄くなるのでNGなのです。大量の水を飲み、汗をかき続けると、体内のナトリウム濃度(塩分)が極端になくなってしまう低ナトリウム血症にかかってしまうこともあるので、注意が必要です。「乾く前、少量を、こまめに」が合言葉。
また、選ぶ水もミネラル分の多い硬水のほうが体に良さそうと思いがちですが、それは早計。日本人は、軟水で育ってきているので、体が軟水を受け入れやすいのです。さらに、鉱物に慣れていないことから体内にため込んでしまう可能性もあるので、好みだけでなく体調と相談しながら選ぶようしましょう。
水分をしっかりと摂るのはトレーニングする女子にとっては大切。でも、水分補給は食事と食事の間にこまめに摂りましょう。もちろん、体を冷やさないよう常温で飲むことをお忘れなく。
出典:『Yogni61』ヨガする人のセルフケア
監修:松葉子/NPO法人日本ホリスティックビューティ協会公認講師。
出典:『別冊Yogini ヨガと食事』
監修:村瀬政典/株式会社がいあプロジェクト「GAIA代々木上原店」店長。
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