知っておきたい!おなじみの定番野菜の旬と保存方法は?
YOLO 編集部
- 2020年06月22日
季節によって変わる野菜の旬を知ろう
スーパーの野菜売り場に並ぶ色とりどりの野菜。その旬を知っていますか?最近は一年中買える野菜も多く、旬がいつなのか知らないものもありそうです。改めて、野菜の旬をおさらいしてみましょう。
【玉ネギ】
例えば、保存野菜のスタメン、玉ネギの旬は春と秋。春は水分が多く辛みの少ない新玉ネギ。秋は主流の黄玉ネギです。
ネットやストッキングに玉ネギを入れて、一つずつ個別に結び目を作り、風通しのよい冷暗所に干せば、湿気がこもりにくくオススメです。
【ショウガ】
また解毒や保温の効果があるとされていて、料理のスパイスとして欠かせないショウガ。7〜11月は新ショウガ、その後は根ショウガとして貯蔵用になります。
表面を乾かした後、新聞紙で包んで冷蔵庫に保存します。
【ダイコン】
旬は冬で11〜2月。夏にもダイコンは売っているけど?実は、夏と冬のダイコンは品種や育成環境が違うのです。夏のダイコンが辛く感じるのは、そのため。冬のダイコンは気温が低く、霜にあたることで、より甘みを増すことから、旬は冬と言えるでしょう。
葉と根を切り離したら、こちらも新聞紙に包んで野菜室で保存。葉をつけたままだと養分が奪われてしまうので、注意しましょう。
【ミョウガ】
旬は6〜10月。特有の芳香とさっぱりした辛みが魅力。軟らかめの夏ミョウガと、大型の秋ミョウガがあります。縦にカットすると、シャキシャキした食感に。繊維に対して垂直に切ると、具にからみやすくなります。用途に合わせて切り方も工夫したいですね。
保存する時は乾燥しないようにラップで包み、冷蔵庫へ。梅酢につけて保存するのもオススメです。
【ナス】
6〜9月が旬。体を冷やす作用のあるナスは、夏に涼を取る野菜ということ。
暑い地域の野菜なので保存は常温で。数日使わない場合は、新聞紙に包んで野菜室へ。
【ピーマン】
7〜9月が旬のピーマンは。辛みのない唐辛子の仲間で、緑色のピーマンは実の成長途中で収穫したもの。完熟すると赤くなります。赤いピーマンは甘みや栄養価が増しますが、ほろ苦さは緑色のピーマンならでは。炒めものやてんぷらなど、油と相性がいい野菜です。
野菜室で保存しましょう。
旬の食べ物はその時期、一番健康にいい食材になります。人間が自然の一部だからこそ、その野菜が体に効くのです。逆に言えば、旬を食べていれば健康になれるということ。献立から考えるのではなく、旬から考える夕飯のメニューもいいかもしれませんね。
ライター:幸雅子
出典:『ヨガと食事をもっと楽しむ!』/「知っておきたい定番野菜の使い方」
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