要注意!鉄分はどんどん出ていってしまう?貧血を防ぐための食事法
YOLO 編集部
- 2019年10月04日
体内の鉄は排出される
医学で言う「貧血」は、血液中のヘモグロビン濃度が低くなっている状態のこと。鉄を含むタンパク質・ヘモグロビンは、体内に酸素を供給しています。女性が貧血になりやすいのは、毎月生理があるからです。「生理によって、一日につき鉄分が約2mg、消耗してしまっているんです」と真理先生。
「生理で消耗するだけではなく、汗・便・尿でも、鉄って排出されているんです」
なるほど、生理中ではなくても、鉄は体から出ていってしまうんですね。
「鉄が不足すると頭痛・生理痛、手足の冷え、疲労、PMS、無排卵月経、めまい、抜け毛、アゴにきび、動悸・息切れ、うつ、集中力低下などを招きます」
あらゆる不調につながる貧血、防ぐにはどんな食材を摂ればいいのでしょうか?
ヘム鉄を含む食材を
鉄には、ヘム鉄・非ヘム鉄の2種類があります。
「貧血を防ぐには、ホウレン草、ひじき、プルーンなど非ヘム鉄を含む食材ではなく、ヘム鉄を摂ったほうがいいです。ヘム鉄のほうが非ヘム鉄よりも吸収がいいんですね」
非ヘム鉄の吸収率は2~5%であるのに対し、ヘム鉄の吸収率は15~25%なのです。
「ヘム鉄は牛の赤身、レバー、マグロ、カツオなどに含まれているので、そういったものから摂るといいですね」
効率的に鉄のサプリメントを摂る方法もありますが、ちゃんとしたものを選びましょう。真理先生は「もし摂る場合、ラベルをよく見て」とアドバイスします。
「中には“鉄もどき”のものもあります」
やはり基本は、常日ごろの食事ですね!
「普段から摂って備えておかないといけません」
鉄分を摂れるような、バランスの取れた食事を心がけましょう!
監修:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー。痩身・美容鍼灸家として人気が高い。オリジナルブランド「ぎんざ美人灸」を持つ
ライター:沢田聡子
参考サイト:伊奈病院 健康管理課 健康だより
- Brand :
- YOLO
Share
Profile
フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。