トラブル肌は【クエン酸回路】のせいかも?お酢を摂って肌力アップ!
YOLO 編集部
- 2020年01月18日
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気になるシワや肌荒れ…肌トラブルの原因は?
不規則な生活、睡眠不足、栄養バランスの偏り、自律神経の乱れ…思い当たるところはありませんか?実はこれ、肌のターンオーバーを低下させる原因なんです。シワやたるみの原因の一つが、肌の生まれ変わりのサイクルの乱れ。そして、このサイクルを正常に戻すサポートをするのが、「お酢」なんです。今回は、肌のターンオーバーの仕組みと、お酢+○○○で美肌効果が倍増する方法をご紹介します。
小ジワの原因は、ターンオーバーの乱れ!
人の細胞は常に生まれ変わっています。これがターンオーバー(新陳代謝)と呼ばれるもの。この生まれ変わりのサイクルが停滞すると、体には様々な不調が起こります。肌も同様でシワ、たるみ、シミ、くすみ、肌荒れ、肌の乾燥など、多くの肌トラブルが発生します。
肌のターンオーバーは表皮と呼ばれる部分で繰り返される現象です。ちりめんジワと呼ばれるような浅く細かいシワは、ターンオーバーの乱れに伴う肌の乾燥などによって生じると言われています。
一方、表皮の下に位置する真皮と呼ばれる深層の部分ではターンオーバーは行われません。深いシワやたるみは、この真皮にあるコラーゲンやエラスチンが弾力を失ったり、断裂することで発生します。
肌の奥深くで生まれた細胞は、約14日かけて皮膚の表面に押し出され、角質層を作り、肌を守ります。そして、約14日後に剥がれ落ちていきます。
恐ろしいことに、ターンオーバーの乱れを改善することなく過ごしていると、小ジワが定着し、乾燥などによって深いシワやたるみへと移行してしまうのです…。
お酢で正常な肌のターンオーバーを取り戻す
細胞のターンオーバーのサイクルは体の部位によって異なりますが、肌は約28日で古い細胞と新しい細胞の入れ替えが完了するのが理想的と言われています。しかし、不規則な生活や睡眠バランス、ストレスや紫外線など、様々な要因によって、そのサイクルが乱れることがわかっています。
ここでカギとなるのが、「クエン酸回路」。この回路は細胞内に存在して、体内の細胞が活動する時のエネルギーとなる「ATP(アデノシン3リン酸)」という物質を産生する働きを持っています。回路の働きが停滞すると、細胞は活性を失い、細胞の生まれ変わりも停滞して、肌のターンオーバーも滞るのです。
また、肌細胞にエネルギーが十分に供給されなくなることから、シワやたるみ以外にも、くすみやシミなどの様々な肌トラブルの発生リスクが高まります。
クエン酸回路を活性化させるのに効果的なのが、お酢。お酢はクエン酸回路を回す時の潤滑油のような役割を果たします。そもそもクエン酸回路にはクエン酸が含まれますが、さらにお酢にはクエン酸と酢酸が豊富に含まれ、回路を回しやすくするのです。
つまり、お酢は肌細胞の活性を促し、ターンオーバーのサイクルが乱れた時、その改善をサポートしてくれます。
お酢+レモンで美肌効果が倍増!
おすすめのお酢の摂り方は、お酢にレモンをプラスすること!5〜6倍程度に希釈したお酢にレモンを加えれば、クエン酸の量が増え、クエン酸回路の活性化のサポート力がより高まります。
お酢を効果的に摂って、肌のシワ・くすみとさよなら!ターンオーバーを整えて、透明感あふれる肌を目指しましょう。
出典:『自分で治す お酢で病気知らず』
監修:辻 雄介/スポーツ皮膚科医、日本医師会認定健康スポーツ医/産業医。日本皮膚科学会、日本臨床スポーツ医学会所属。アスリートフードマイスターなど、多数の資格を有する。
ライター:YOLO編集部
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