白米より雑穀米を食べよう!知られざるスーパーフードの秘密
YOLO 編集部
- 2020年03月23日
雑穀って何のことか知ってる?
スーパーにはブレンド雑穀米、という商品がたくさん並んでいますよね。雑穀を一種類ずつそろえるのはなかなか大変なので、パッケージになって手軽に味わえるのはうれしいですね。体にいいとは聞くけど、具体的に雑穀は何がいいのかご存知でしょうか?
プチプチとした食感があり、単調なご飯の中にいろいろな食感と味をプラスできるのが人気の秘密。例えば、あわやきびの黄色はポリフェノール由来など、雑穀の多くはビタミンやミネラルが豊富です。栄養価の高い雑穀を手軽に摂取するなら、お米に混ぜて炊くのが簡単な方法なのです。
まずは市販の雑穀米のもとを手に入れて、慣れてきたら自分でブレンドするなど、雑穀を日常に取り入れてみませんか?主食の味わいが楽しく広がること、間違いなしです。
雑穀の種類を確認!
【発芽玄米】
玄米を水に浸け、1mmほど発芽させた玄米。発芽することで外皮が軟らかくなり、食べやすくなる。成分では「ギャバ」と呼ばれるアミノ酸の一種が豊富に含まれていて、コレステロールの増加を抑制する作用もある。
【あわ】
イネ科。乾燥に強く、痩せた土地でも育てることができる。鉄分を白米の6倍、ビタミンB1も白米の2.5倍含んでいる。鉄分の量はレバーよりも多いとされているので、貧血気味の人にオススメ。マグネシウムも豊富。
【ひえ】
その昔はあわと同様に、主食として食べられていた。冷害に強いことから「ひえ」と名づけられたという。体を温めるので冷え性の人にオススメ。抗酸化作用もある。カルシウムは玄米の3倍以上含まれる。
【きび】
イネ科。原産地はインド。あわ同様、乾燥に強い植物。ビタミンB群とミネラルをバランスよく含み、ポリフェノールも豊富。きびのタンパク質は血液中の善玉コレステロールの濃度を高める効果がわかっている。
【押し麦】
独特の食感がある押し麦。精白した大麦を圧力をかけてつぶしたもの。麦ご飯として白米と混ぜて炊くことも。食物繊維やタンパク質、ミネラルを多く含んでいる。食物繊維は白米の10倍以上含んでいる。
ライター:幸雅子
出典:『ヨガと食事』/『食の基本についておさらい』
監修:村瀬政典/株式会社がいあプロジェクト「GAIA代々木上原店」店長。まったく異なる業界から転職し、約6年前に店長に。以前の経験と、身を以って知ったオーガニック食材の素晴らしさの両方の見地から、安全・安心、そして頑張りすぎない食材の選び方を提案する。
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