エステをしても効かない体がある!?東洋医学で作るきれいの基礎とは?
YOLO 編集部
- 2022年09月02日
エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生に、ツボ押しできれいになる方法を教えてもらう、この連載。今回のテーマは「きれいの基礎を作る東洋医学」。真理先生がエステの現場で感じた「美の基本は健康から」という真実についてのお話です!
東洋医学は、エステとも連動している
「美容の先生やエステティシャンも、実は東洋医学と連動しているんです」と真理先生。以前勤めていたエステサロンでも、東洋医学の勉強会が定期的に開かれていました。
「結局、体の気や血液、水分の代謝がよくならないとキレイにならない。血が不足・または汚れていたり、エネルギーが詰まって流れていなかったりすると、いくら外からマッサージしたり、化粧品や美容液を入れたり、ダイエットをしたりしても、変わっていかないんです」
同じスタート地点からエステの施術を始めても、人によって結果の出方に違いがあることを感じたと言います。
「やっぱり結果が出る方は、体の中の悪い毒素が少ないんです。だから早く排泄できる。毒素の根が深い方は、いくら施術をしてもマイナスのほうに引き込む力が働いてしまいます」
健康があふれ出た時、きれいになれる
真理先生は、体を水の入ったコップに例えて説明します。
「コップの水が濁っていたら、きれいじゃない。コップの中の水をいかに浄化するか、つまり悪いものをデトックスし、血をきれいにして、ちゃんと循環できるようになるか、ということが大事。根っこが汚れていると、どんなゴッドハンドのエステティシャンが施術しても、きれいにはなりません」
まず健康になることが、美しさのスタート地点になる。
「健康がどんどん積み重なってきれいな水になった時に、あふれたものが美しさ。根底がドロドロしていると、外からいくら働きかけても、やっぱり灰色の水になっちゃう。いくらいい美容液を入れても、体の中がドロドロしていたら、かえって炎症を起こしかねませんから。やっぱり健康があってこその美。体をまず健康に戻してから、病気を治してからじゃないと、“きれい”はできないですね」
“きれい”を作るために、体を健やかにする東洋医学は不可欠なのです。
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ライター:沢田聡子
監修:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー
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