寝る前に悪いことばっかり考えてしまう時、頭を切り替えるための対処法
YOLO 編集部
- 2022年09月07日
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夜眠る前になると一日のことを思い出して、悪いほうに思考が行ってしまう
一日の最後に、その日を思い出して思考が悪いほうに行く。とてもツライですね。思考が悪いほうに行くというのは、例えば「あの場面でもっとこういう風にしていればよかったのに」、「あの時あの人がこう言ったのは、自分に対して悪意があったからなんじゃないか」というようなことを考えてしまうということでしょうか。その場面ではきちんと行動したつもりでも、後になって思い返すと違和感があるというのは、よくあることのように思います。こうした思考をしてしまうこと自体は、悪いことでも変なことでもないと思います。
しかし、一日の終わりはいい気持ちで眠りに就きたいものですし、マイナスなことを考えて眠るのは、やはりしんどいというのはよくわかります。そういう時は、きちんと早く寝るに限りますので、入眠に関する方法をいくつかお伝えしましょう。
□入浴する
シャワーですませず、浴槽に浸かって体を温めます。お風呂を出て数時間後に体温が下がった時に、体が入眠しやすい状態になります。
□リラックスできる香りを使う
アロマオイルをティッシュなどに染み込ませて、枕元に置いたりします。香りをうっすらと嗅ぐことで、リラックスして入眠しやすくなります。
他にも、ホットミルクなどの温かい飲み物や、アイマスクなどに効果があると言われていますね。こうしたものをうまく使って早めに寝て、切り替えて翌日を迎えるほうが、あれこれ悩むよりもいいと思います。
こんな風に考えて切り替えるStep5
とはいえ、もんもんと考えてしまう人もきっといると思います。悪いほうに思考が行ったら、以下のように考えてみてはどうでしょうか。
Step1
「~っていう風に今自分は思ってるんだな」
悪い思考が出てきたら、まず一度自分の中で、このひと言を言ってみてください。悪いように考えてしまっている自分を客観的に見るきっかけを作れます。
Step2
「~という風に考えてしまうのは、何でなんだっけ?」
心に何かひっかかることがあるから、悪いように考えてしまうのかもしれません。その原因を考えてみると、意外と根拠(原因)なく悩んでいる場合が多いです。
Step3
「~という風に思っているけれど、これってどういう不利益があるんだっけ?」
実際にどんな不利益があるのかを考えてみると、意外とそんなものはなく、大した問題ではないことがわかることが多いです。
Step4
「~という風に言われたけど、仕方ないよ。だって他人だもん」
他人の言動も思考も、こちら側の努力で変えることはできません。変えられないものをくよくよと悩んでも、解決することはありません。それならば、自分は自分、他人は他人と線を引いて、自分の責任ではどうしようもないことから手を離したほうが楽になります。
Step5
「~っていう風にできたら、きっといいことあるな」
悪い想像をしてしまうのは、いいことが起こってほしいという気持ちの裏返しです。なので、悪い想像を反面教師にして”どうしたらいいか”を考えてみる。その上で、それを次回の行動に生かせたらいいことがあるなと考えてみると前向きになれます。
人は時に根拠のないことで不安になったりしますが、根拠を探して考えてみると落ち着くことができるものですので、試してみてほしいと思います。
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ライター:二宮誠 from 6483works
お話を聞いた人:柳田正芳
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