無理をすると卵巣が消耗する?生理は女性らしさのもとでもあるという話
YOLO 編集部
- 2022年11月29日
エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生。20代のころにはボディビルの大会で準優勝するほどハードに鍛えていましたが、今はゆったりとヨガを楽しんでいます。今回のテーマは、「生理は女性らしさのもとでもある」。どういうことなのでしょうか?
無理をすると卵巣が消耗する
生理がくるたびにPMSや生理痛が起こるなど、毎月ツライ思いをしている人は、生理なんてなくてもいいのに…と思ったりすることがありませんか?では、実際閉経するとどうなるのでしょうか。
「閉経すると、女性の体にはいろいろな大きな変化が訪れます。例えば、クリームや化粧水をつけても乾燥したり、急にシワシワになってきたり白髪が増えたり、関節が痛くなったり、眠れなくなったりします。生理がある時のほうが、“女性らしい”イメージの体をキープできていますね」
早めに閉経してしまうのは、何か原因があるんでしょうか?
「病気でない場合は、寝不足だったり、仕事を頑張りすぎちゃったり、極端なことをしている人が多くいますね。あるいは痩せすぎていたり、すごく太っていたり…」
その人なりに美容やダイエット、または仕事などを頑張っていても、それが体によくないと…。
「無理をしたり、極端なことをすると老化が早くなっちゃうんですよね。卵巣が消耗してしまって、早く閉経しちゃうんです」
若いころから、日々どう過ごしていくかを見直さないといけないですね。
「無理したり、暴飲暴食したりして体の使い方が悪い人は、早期閉経になってしまいます。生殖年齢中に生理があるということは、やっぱり有り難いことなんだなと、私は思いますね」
女性だからこそ変化がある
若いうちから「生理にはなくなってわかる有り難さがある」と考えることで、捉え方を変えられそうですね。
「そう、生理があるからきちんと肌も潤うし、髪の毛のつやも出るんです。前向きに考えることで、捉え方が大きく変わります。『嫌だな』と思うのか、『有り難い、やっぱり女性なんだ』と思うのか」
「閉経すると、生理前にお腹が張ったり、ガスがたまったり、むくんだりといった症状が、全然なくなります。でも『変化がなくなった。もう終わっちゃったんだな、寂しい』という気持ちにもなるみたいです。昔は嫌だったけど、それがあったから若くいられた、ということをおっしゃっているのを耳にして、『そうだよね』と思いました」
一生のうちで生殖年齢は限られたものだし、女性の体は生理周期をもとにバイオリズムを作っています。そのバイオリズムがあることで、感じられるのが“女性性”。そう考えると、生理も大事に思えてきませんか?
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ライター:沢田聡子
監修:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー
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