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生理前に眠くなるのはなぜ?女性ホルモンと睡眠の関係

エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生。女性ホルモン研究家でもあり、不妊や産前・産後ケア、生理トラブル、更年期障害といった女性特有の症状に特化して治療をされています。今回は、生理前に襲ってくる猛烈な眠気について聞きました。

妊娠を維持するためのホルモンが眠気を誘う

生理前の不快な症状の中でも、特にやっかいな “眠気”。真理先生、どうして生理前は眠くなるんでしょう?
「本来生理前は、妊娠を持続させるためのホルモンが出る時期。着床を維持していかなくてはいけないので、やはり体は動くよりもじっとしていたいんですね。なので、自然に眠気が促されるそうです」

確かに、妊娠中はあまり激しい動きはしないほうがいいですよね…。

「それと、生理前にすごく眠くなってしまう方って、いわゆる“睡眠負債”があるんですね。十分な睡眠を取ることによって、女性ホルモンのバランスが整いますし、妊娠するための体力や健康・美も維持できるのです。難しいとは思いますが、できれば22時には寝たいですね。でも難しいという方は、せめて深く質の高い睡眠が取れるように、工夫することが重要です」

いい眠りのポイントは、入浴する時間帯

よく言われるのは、「寝る直前にはスマホを見ない」ということ。

「寝る前のスマホは最悪ですね(笑)。それから、睡眠中は体温が下がるんです。体温が下がり始めると強い眠気が出てくるので、寝る1時間ほど前にお風呂に入って湯船につかり、体温を1回グッと上げておくと、自然に眠くなります」

理想の睡眠時間は何時間ぐらいですか?

「7時間ぐらいは寝たいところ。それから、夜遅く、21時や22時などに食事をすると、睡眠中に低血糖になります。そうすると交感神経の働きが上がって、睡眠の質が非常に悪くなります。生理前に眠くなる方はちょっと生活を見直して、睡眠を工夫するといいですね」

一番大切なのは、日ごろ睡眠負債をためないようにすることのようですね。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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