梅雨時期に起こりやすい不調を改善!自律神経のバランスを整える足裏ケア
YOLO 編集部
- 2023年06月16日
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気圧の変化と自律神経の関係
まだまだ梅雨の季節。本格的な夏に向かう一歩手前。季節の変わり目です。この時期はなんとなく気分が落ち込んだり、体がだるかったり、心と体が空模様のように、スッキリしないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、この季節に起こりやすい症状と対処法についてのお話です。
- 体のだるさ、めまい、食欲不振、下痢
- むくみ、頭痛、神経痛
- 皮膚のトラブル
- 無気力、集中力の低下、うつ、睡眠障害、疲労の蓄積
こんな多くの不調はなぜ起こるのでしょうか?その主な原因は自律神経のアンバランスから。私達の体は、気圧によって自律神経のバランスが変化し、高気圧の時には交感神経が優位に、低気圧の時には副交感神経が優位になります。
この時期には、雨を降らす低気圧が発生しやすくなりますが、耳の奥にある内耳がこの気圧の変化をキャッチすると、副交感神経が優位になります。副交感神経は体をリラックスした状態にするのですが、日中に副交感神経が優位になりすぎると、体が重くだるいように感じられるのです。
また、朝日を浴びると交感神経が優位になり、活動的になりますが、朝日が出る日の減少で自律神経のバランスが崩れ、気分が落ち込むなど精神面にも影響を与えると考えられています。
さらに、太陽の光を浴びる時間が減ると、睡眠リズムをつかさどるメラトニンや精神安定のセロトニンの分泌量が減り、一時的に睡眠障害やうつ状態に陥りやすくなってしまいます。
季節の変わり目ほど規則正しい生活リズムを
この時期は通常に増して、何をするにもおっくうに感じて、だらだらと過ごしがちです。しかし、食事時間や睡眠時間が不規則になると、自律神経が乱れやすくなり、ますます不調になるという悪循環に陥ってしまいますので規則正しい生活を。
また、朝は、熱めのシャワーを浴びて交感神経を活発に働かせ、帰宅後は、38~40℃ぐらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かって、副交感神経を優位にさせ、心と体をリラックスさせます。
その他に、運動も有効です。セロトニンは一定のリズム運動を繰り返すことで分泌されます。晴れの日には、ウォーキングやサイクリングをするのが効果的。
また、呼吸法や瞑想も自律神経を整えますが、リフレクソロジーもこの不調の改善に役立つのでオススメです。
不調改善の足ツボ
疲れを取る代表的なポイントは、ソーラープレクサス、横隔膜、甲状腺、頭部、脾臓、膵臓、肝臓、副腎。片足を10分ぐらいかけてゆっくりと時間をかけて押すのがコツ。体がリラックスして自律神経のバランスが取れます。
各場所の反射区は以下の通りです。
ソーラープレクサス
足の真ん中の凹み
横隔膜
ソーラープレクサスの上部あたりを小指から親指まで全部のライン
甲状腺
親指の下のふくらみ
頭部
親指全体
脾臓
左足の小指下真ん中あたり
膵臓
土踏まずの上側のポイント
肝臓
右足の小指下真ん中あたり
副腎
土踏まずの中心
さあ、今日から始めてくださいね。
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- YOLO
- Credit :
- 土屋朱美/リフレクソロジスト、アロマセラピスト
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