かっこ悪すぎでスタジオに行けない… 美しいヨガポーズを取るコツ
YOLO 編集部
- 2023年09月25日
安定して快適なポーズを行うために実践したい練習方法
ヨガと言えばあの美しいポーズ。写真などで見て「あれができるようになりたい!」と、ヨガを始めたという人も多いですよね?でも、なかなかあんなきれいにはなりません。何かコツってるのでしょうか?
ヨガのポーズは、まずは土台です。床との設置面。足の裏やお尻、ポーズによっては頭頂など、まずはここをしっかりさせます。スタンス、位置、意識、重心を確認しながら整えていきます。次にアライメントと呼ばれる体の配置。土台の上にのっていく体を、無理な負荷をかけないように、正しく配列していきます。そして呼吸、陰陽のバランスを整えます。
体が安定して快適な状態になったら「精神」にフォーカス。ポーズを行う時には、ポジティブになれる具体的なイメージを思い浮かべて、そのものになりきったつもりで行ってみましょう。
例えば「英雄のポーズ」では「自由に羽ばたいている鳥」をイメージして鳥になりきって行います。「自由」のような抽象的な言葉ではなく、「鳥」という具体的なイメージを設定して、その対象を想起します。心が解放され、ポーズの質がまったく違ったものになってくるはずです。
体を整えた後に何をするか
安定して快適なポーズはできるということは、体が健康だということ。ポーズによって、筋肉だけでなく内臓、神経、脳、ホルモンなど、体のあらゆるパーツを整えることができます。ポーズを練習することによって、強健な体を手に入れたら、ヨガの目的である「つながり」を手に入れられる条件が整ったということです。
健康であれば、いろいろな所に行くことができ、新しい出会いがあり、選択肢も増え、人や場所とつながりが生まれます。
つながるということは、波長が合わない人や物に対して、波長を合わせていく練習をして、波長が合った状態になること。それはとてもエネルギーを必要とします。体力と言ってもいいですね。そのエネルギーや体力を増やし、強くし、質を高めるためにポーズという手段があるのです。
他とつながるための、自分の体というベースを整えるためにするのがポーズ。だから体が硬くても、すぐに息が上がっても、カッコ悪くても気にする必要はないのです! 最終的につながりを手に入れるのがヨガ、だからです。
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ライター:幸雅子
出典:『Yogini』vol.57「はじめてのヨガ」
教えてくれた人:乳井真介(リラヨガ・インスティテュートディレクター)
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