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お肉を食べてはいけないの? 気になるヨガをする人の食事ルール

ヨガをしているからこそ気になる食のギモン

ヨガをしていると毎週クラスで会う仲間ができたり、ワークショップなどに参加して新しい知識や考え方に出会えたり。いつもの生活では触れることのなかった人や物、考え方が自分の生活に自然に入ってきて、世界が広がったように感じます! そうするとまた新たに出てくるギモンの数々。

今回は食事について「○○でないとダメ?」と起こるギモン。アーユルヴェーダの病院での勤務経験もある料理人であり栄養士、セラピストのKazuya先生にお答えいただきました!

Q:ヨギーやヨギーニはやっぱりお肉を食べてはいけないんですか?

肉を食べても問題ありません。それを禁止するルールなどはありません。意識しておきたいのは、食べた分をきちんと消化できるかどうかです。ヨガの食におけるキーワードは「消化力」。

その点で、菜食はマイナス面がありません。特にフルーツや生野菜は消化が軽いです。ただし、体を冷やす作用もあるので、白湯を同時に取るなどしてバランスを取るといいでしょう。

栄養素的に見ると、菜食はビタミンB12不足になるので植物性のイーストを取るのがおすすめです。肉を食べた時に、消化しないまま次の食事を始めてしまうと、未消化物が体の不調のもとになってしまいかねないので、食事の量やタイミングを、自分の体と相談しながら決めましょう。

注意したいのは自分に無理をしてまで菜食に執着するのは、逆に不健康ということ。食によってどう体や心が変化するのか観察し、自分に合った食事法を見つけていきましょう。

Q2:食事は一日何回するのがいいですか?

アーユルヴェーダでは一日3食規則正しく食べ、朝・昼・夜の食事の量は2:3:1を推奨しています。ランチの「3」が腹八分目に当たる量で、固形物を全体の3分の1にすることが理想です。

「腹六分目で老いを忘れる」というヨガの教えからも、少量をよく噛んで食べることが基本です。自分の消化力に見合った食事は、本当の意味で心と体にごちそうとなるでしょう。

Q:オーガニックなものを食べないとヨギーニ失格?

なぜオーガニックがいいのか、考えてみましょう。答えは、農薬などの有害物質や消化・分解しきれないものを体に入れないためです。

農薬にまみれた野菜、遺伝子組替え、ホルモン剤に食品添加物と現代の食は、決して安全とは言えません。オーガニック以前にまずは危険なものを摂らないことを心がけましょう。

農薬によって循環力を失った土壌で育てられた植物に生命力や栄養素は、十分と言えるでしょうか?ヨガでは、人間は食から栄養だけでなく、オージャス(元気や輝きの素)というエネルギーも取り入れていると考えます。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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