肉だけじゃ痩せられない!体脂肪が燃える栄養の摂り方
YOLO 編集部
- 2024年04月04日
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体脂肪の燃焼効果が倍増!最強の食べ合わせとは
栄養素は単体で摂っても、効率よく体の中で使われません。たとえば、肉を食べても、肉に含まれる栄養素の利用を助ける栄養素が不足していて、肉から摂取した栄養素を最大限に利用することができないのです。
栄養素の掛け合わせをおすすめする理由は、もう一つあります。それは「栄養ロス(栄養の無駄)」を減らすためです。食品に含まれる栄養素の一部は、体内に入ってから利用されずに体外に排泄されてしまいます。この無駄を減らすことが、食事の量を増やすことなく、必要量の栄養素を摂取するコツといえるのです。
ここでは、体脂肪燃焼をサポートする5大栄養素、「糖、鉄、ビタミンB2、Lカルニチン、たんぱく質」が無駄なく利用されるサポートをする栄養素を解説します。とくにダイエットを目指す人は、ここで解説する栄養素を多く含んだ食品を意識して食べるようにしましょう。
糖+ビタミンB1、ビタミンB2
糖が体脂肪を燃やすための着火剤として機能するためには、糖の代謝を促す栄養素を不足させてはいけません。もっとも必要な栄養素がビタミンB1です。不足状態が長期にわたれば、体内に消費されない糖が残りやすくなり、体脂肪の蓄積を招くことになります。また、ビタミンB2も糖の代謝に欠かせない栄養素です。炭水化物や砂糖を含む食品を食べる時は、この二つの栄養素を含んだ食品を食べ合わせるようにしましょう。
糖と食べ合わせしたい食材はこちら!
豚肉、レバー、ウナギ、豆類
鉄+ビタミンC、タンパク質
鉄は、突出して体内での利用率が低い栄養素です。とくに、植物性の食品に含まれる「非ヘム鉄」と呼ばれる鉄の利用率は10%以下。つまり、摂取した鉄の90%以上は無駄になってしまうのです。この難題をクリアするカギを握るのは、ビタミンCです。また、鉄が体の材料として使用される時に必要となる酵素の材料、タンパク質不足も合わせて摂りましょう。
鉄と食べ合わせしたい食材はこちら!
柑橘類、キウイフルーツ、イチゴ、ブロッコリー、ホウレン草、ピーマン、ジャガイモ、パセリ、肉類、魚介類、卵、乳製品、大豆製品
ビタミンB2+ビタミンB群
ビタミンBはほかの栄養素と比較して、互いに助け合わなくては本来の力を十二分に発揮できない、互助性の高い栄養素です。そのため、ビタミンB2単体で摂取しても、高い体脂肪燃焼サポート力を発揮できません。ビタミンB1、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンなど、ビタミンBに分類されるすべて(ビタミンB群)の栄養素をまとめて摂ることがビタミンB2の力を高めるためには必要となります。
ビタミンB2と食べ合わせしたい食材はこちら!
豚肉、ウナギ、豆類、鶏ササミ・ムネ肉、魚介類、モロヘイヤ、ブロッコリー
Lカルニチン+糖
ビタミンB2とは異なり、Lカルニチンは単体で摂取しても機能を果たすことができる栄養素です。しかし、Lカルニチンが脂質をミトコンドリアに運んでも、ミトコンドリアが活性化されていなくては運び込まれた脂質がうまくエネルギーとして使われません。これを防ぐためには、ミトコンドリアを活性化する働きをもつ、糖を含む食品を食べ合わせることが必要です。
Lカルニチンと食べ合わせしたい食材はこちら!
ご飯、麺類、イモ類などの炭水化物
タンパク質+ビタミンB6、ビタミンB2
タンパク質の代謝を促すのは、ビタミンB6です。不足すると、体脂肪の燃焼を促す酵素が必要量作られず、体脂肪が燃えにくくなり、スタミナが欠如してしまいます。体脂肪燃焼をダイレクトに促すビタミンB2も合わせて摂取すれば、体脂肪燃焼効果をさらに高められます。
タンパク質と食べ合わせしたい食材はこちら!
鶏ササミ・ムネ肉、赤身魚、緑黄色野菜、カリフラワー、バナナ
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出典:『最強の体脂肪燃焼RUN』
監修:篠原絵里佳(管理栄養士)
ライター:楠田圭子
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