スマホ首や猫背によるつら~い肩こりによく効くストレッチ!!
YOLO 編集部
- 2024年07月04日
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首の前後の筋肉をセットでストレッチ
スマホの操作やPC作業を続けていると、無意識のうちに前かがみで猫背の姿勢になりがちですよね。すると、首の後ろ側には大きな負担がかかり、首まわりの筋肉が硬くなります。これが肩コリ悪化の最大原因。マッサージやストレッチで肩の硬さをとってもなかなか肩コリが緩和されないという人は、肩よりも首に問題がある可能性大なのです。
ここでおすすめしたいのが、首の前後の筋肉を伸ばすレシプロストレッチです。これは、短時間でストレッチ効果を高めるために考えられたテクニックであり、静的ストレッチの応用版です。
効果をあげるポイントは、必ず二つのストレッチを組み合わせて行うこと。その理由は、人間の筋肉は基本的に拮抗して動いているからです。たとえば、太モモの裏側の筋肉が縮んだら、それと拮抗する太モモ前面の筋肉がゆるむといった具合です。これら拮抗する筋肉のどちらか一方のみをストレッチするより、両方を同時にストレッチしたほうがより効率的に筋肉の硬さをとることができるのです。
ここでは首のレシプロストレッチをご紹介します。首の骨の前側に位置する椎前筋と、首の骨の後ろ側に位置する後頭筋群の両方をセットでストレッチしましょう。肩がツラくなったら試してみてくださいね。
首の後ろのレシプロストレッチ
STEP1:椎前筋のエクササイズ
10回×2~3セット
仰向けになり、あごを胸に近づけるようにして首の前側を鍛える(椅子に座る場合、背もたれに上体の重さを乗せ、首の前側に少し負荷がかかる姿勢をとって行う)。
STEP2:後頭筋群のストレッチ
5~10秒×3~5セット
仰向けになり、頭の後ろで手を組む。両手で頭を支え、首の後ろ側が伸びるように首から頭を起こす。両手でゆっくりと、丁寧に伸ばすようにする。
椅子に座って行ってもOK
背すじを伸ばし椅子に腰掛ける。後頭部を両手で押すようにして前方へ首を曲げて首の後ろ側を伸ばす。
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出典:『ストレッチ100の基本 増補版』(監修:横山格郎・星川精豪)
ライター:楠田圭子
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