秋は情緒不安定になりやすい?!心身のバランスを整えるポーズ
YOLO 編集部
- 2024年09月12日
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女心と秋の空
「女心と秋の空」とは、女性の気持ちはコロコロと変化しやすく、まるで移り変わりやすい秋の空模様のようだ、という意味です。秋はまだ暑さが厳しい日もあれば、台風が訪れて風が強く吹くなど、この時期の気候は変化が激しく、まるで女性の恋心に振り回されているようだと、どこかで男性が嘆いていたのでしょう。
当の女性としては、気分の落ち込みが激しい、気持ちが揺れ動く、自分の気持ちがどちらを向いているのかわかりづらい…など情緒不安的気味になりやすいという自覚はあるでしょうか?あったとしても、その不安定な気持ちを、秋の気候のせいにしているワケにもいかないですよね。
天候が変化しやすい秋は、夏の疲れが出やすく、心身ともに疲れやすいもの。しっかりとセルフケアして、実りある秋にしましょう。
アーユルヴェーダの知恵で体を整える
インドの伝統医療アーユルヴェーダの考え方では、体質や自然界などは、三つの質の組み合わせでできているとします。それらをヴァータ(風)、ピッタ(火)、カパ(水)から成るドーシャと言っています。人間の、体質や気持ちの持ち方、考え方などもこのバランスで決まります。またストレスがかかると、そのバランスは変わることもあります。天候、気候はストレスの一つで、季節ごとに影響を受けています。
秋は、三つのドーシャのうち、乾燥や冷たさ、軽さの質を持つヴァータ(風)が増加しやすい時期。この軽さが募って、情緒不安定になりやすい状態を作っているのです。
心身のドーシャのバランスを整えるには、夏のピッタ(火)の興奮をゆっくりペースダウンし、リラックスすること。不規則になりがちな雰囲気に支配されないように、睡眠をしっかりと取り、毎日の食事時間を規則的にしていくことがオススメ。残暑でつい冷たい飲食を取りがちですが、体を冷やさないようにするのも大切です。
頑張らないヨガのポーズを取り入れる
ヨガのポーズも有効。リラックスできるポーズを中心に取り入れて、頑張らない自分をほめてあげましょう。
常に動くヴァータを増やしすぎないように整えるには、ゆっくりとした時間を取ること。お母さんのお腹の中にいるような安心感の味わえるポーズがオススメです。
バヴァナ・ムクタ・アーサナ(ガス抜きのポーズ)
1.仰向けになり、両ヒザを立てます。
2.腰が床から離れていたら、しっかりと背面を床に着け、安定させます。
3.両ヒザを両手でかかえます。
4.アゴが上がっていたら引き、後頭部も伸ばします。
5.尾骨も床へ向け、腰を気持ちよく伸ばします。
6.ゆったりと自然な呼吸を繰り返します。
7.呼吸を止めず、自分の呼吸に耳を傾けましょう。呼吸の温かさを実感できるころには、心身が落ち着いています。
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ライター:安藤けいこ
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