恥をかかない為に身につけたい!日本酒の「もっきり」の正しい飲み方って??
YOLO 編集部
- 2024年12月10日
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なみなみつがれた「もっきり」ってどう飲むの?
コップや枡に盛り切り1杯ずつ売るお酒を「もっきり酒」といいます。
漢字を当てるなら「盛っ切り酒」。「盛り切り酒」の転で盛り切り一杯いくらと定めて売る酒のことです。(大辞林第三版より)
もともとは「角打ち」と言って、量り売りしている日本酒を店頭にある升に入れて飲んでしまうというのがその始まり。店員さんが、大きな一升瓶から、なみなみと注いでくれる日本酒は、見るからにおいしそうで気分も上がりますよね!カジュアルな居酒屋で見かける日本酒ならではの作法ですが、どうやって飲めばいいのか迷ってしまう人も多いのでは?
◇「もっきり」の飲み方
1. まず、グラスのお酒を3分の1から半分程度飲むか、グラスを持ち上げられなかったら、グラスを傾け枡に日本酒をこぼします。
2. 持ち上げられるくらいになったら、枡からグラスを引き上げて、そのままグラスの日本酒から飲み始めます。
3. グラスを飲み終わったら、枡の酒をグラスに移し替えグラスから飲みます。
実は、口を近づけて飲むのはNG。手前に枡を持ってきて、グラスから飲み始めるのが正解です。枡のお酒は、グラスに注ぎ直しましょう。もっきり(グラスから枡にこぼれさせる)自体がマナーとしてどうなのかは賛否両論で、もともとカジュアルな日本酒のたしなみ方。好きなように飲むことがマナー、と言ってもいいくらい!堅苦しいことを考えずにその場の雰囲気なども重視して、周囲が枡からぐいっと飲んでいれば合わせてもいいでしょう。
お酒の席では、おいしそうに飲んでいる女子がやっぱり素敵です。
気になる!ジョッキやグラスにつく水滴問題
お酒の席でさらに気になるのが、ジョッキやグラスにびっしりついている水滴。冷たいことの証ですが、飲むたびにポタポタ垂れるのはあまり美しくありませんね。飲み物の水滴はおしぼりで拭いてもいいのでしょうか?
おしぼりは手を拭くためのもの。テーブルに紙ナプキンが備えつけてあれば、それを使いましょう。もしくは、布ナプキンで。表面の水滴を拭いてから飲むと、洋服や足元を汚さずにすみます。
夏場でかなりの水滴がこぼれている状態の場合は、店員さんを呼んで、布巾で拭いてもらうのがベストです。おしぼりはあくまでも「手を拭くもの」なんですね!
大人女子としてマナーをおさえて、忘年会や新年会のお酒の席を楽しみましょう!
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ライター:幸 雅子
出典:『これが正解! 正解のない大人のマナー集』
監修:福島由美(イメージコンサルティングサロン ユミ代表 イメージコンサルタント・人財育成トレーナー・司会)
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