動かないと体調を崩す!?人気インストラクター・NATSUKIさんインタビュー①
YOLO 編集部
- 2020年09月01日
7月18日に開催したオンラインイベント「YOLO GYM LIVE」にて、講師を務めてくれた人気インストラクターのNATSUKIさん。インストラクターとしての原点、ターニングポイントなどについて語ってもらいました。
3歳からずっとアスリート!インストラクターとしての原点はその時に培われた能力が活きている
―― 3歳から水泳とクラシックバレエを始め、6歳から17歳までシンクロナイズドスイミング(現:アーティスティックスイミング)と、幼い頃からずっと体を動かしていたんですね。
「親に連れて行かれたのがキッカケなんですが、水泳は幼稚園でバタフライまでできるようになって、最高段位を取りました。次は何をしようかなって考えた時に、ママがシンクロやりたいって。だから最初は親子で始めましたが、途中から私だけ選手になるクラスに移行しました。中学2年の時に代表チームに入ってからは、辞めるに辞められなくなって……。北京オリンピック(2008年)には行きたかったけどギリギリ入れず、4年後まで頑張れなくて引退しました。」
―― 大学に進んだ後は水球部で活動していたんですね。運動から離れたいと思ったことは?
「大学に入ってから半年間は、大学ライフを楽しみましたよ。シンクロしかしてこなかったから、外の世界を楽しみたくてダンスサークルに入りました。だけど、ずっと体育会だったから、行っても行かなくてもいいというサークルの感じに“ぬるっ!”と思ってしまって辞めてしまいました。そんな時に誘われた水球が楽しくなって、結局アスリートの道を突き進みました。」
―― 本当にずっとアスリートなんですね!インストラクターとしての原点はそこからきてるのでしょうか。
「そうかもしれないですね。トレーニングで生徒さんができない動きがあったとしたら、なぜ出来ないのか、体をどう動かしたらいいのかが分かります。生理学的に説明してって言われると困るけど(笑)。1対20くらいでも、パッと見て誰がどの動きをできていないかは気付けますね。これはシンクロの時に培われた能力かも。シンクロって全員の動きが揃ってないとダメなので、まっすぐ見ているふりして、両サイドも見えてるんですよ。」
―― レッスンで生徒さんが見てないと思っていても、NATSUKIさんは見えているんですね。
「私は自分のことを昆虫とかカマキリって呼んでます。左を向いていても右にいる生徒さんを注意したりするから、みんなから“後ろにも目がついてるの?”って言われます(笑)。それを含め、これまでの経験が活かせるので、インストラクターの仕事は向いていると思います。」
太ったOL時代、ポールダンスをやりたくて行ったジムがターニングポイントに
―― 24、5歳から始めたというポールダンスで2度も日本一になったんですね!なぜ興味を持ったんですか?
「クラブでポールダンスを見てから、ずっとやってみたいと思っていました。すごく太っていたOLの時代だったので、痩せたらやろうと思って、いま働いているジムへ行き始めたんです。」
―― そのジムでパワフルさを買われてインストラクターにスカウトされたと。
「そうなんです。インストラクターになったばかりの時は収入も少なかったし、OLと少しだけかぶっていました。朝のレッスンを担当して汗でビチャビチャの状態で会社へ行って、仕事を終えてから夜のレッスンを担当したり。忙しかったけど、趣味みたいなものだから楽しんでましたね。」
―― すごいスタミナ!体を動かさないことはあるんですか?
「幼い頃から動いているのがデフォルトだったので、全く動かなくなった時に体調を崩すことが増えました。だからOLをしていた時は太ったし、老け込んだ気がしました。20代前半の時より、今の方が断然若いように感じます。」
―― そんなパワフルなNATSUKIさんがスタミナ切れすることはありますか?
「基本はないけど、自分のレッスンで自分がやりすぎて疲れることはあります(笑)。キツすぎて、インカム越しに『うわぁぁぁぁ!』とか悶えながらトレーニングしたり。みんな私のトレーニングに付き合わされて……巻き添えトレーニングって言ってます。」
・・・・・
レッスンがない日でも、自分のためのトレーニングをしているNATSUKIさん。体を動かさないと逆に体調を崩すのだとか!本当にアスリート体質なんですね。インタビュー第二弾は、女性が今、鍛えるべき部位についてお話を伺いました。お楽しみに!
NATSUKI
元シンクロナイズドスイミング選手(アーティスティックスイミング)、大学時代は水球選手として活躍。OLを経て、人気フィットネスインストラクターとして活動中。
オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/natsukiii78/
写真:網野貴香
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