ミカンの皮にショウガにキクラゲ。冷え性、生理痛のおばあちゃんの知恵袋
YOLO 編集部
- 2019年02月23日
自然療法で体質改善
女性ならではの体の悩み。ツライ時に薬を飲んで、とりあえず“かわしていく”のを卒業して、きちんとカラダを整えていきたい。それなら、おばあちゃんの知恵である「自然療法」を取り入れてみませんか。難しい準備は必要なし。今回は冷え性、生理痛、貧血にアプローチする方法をご紹介。
楽しくトライしてみませんか?
◇冷え性にはミカンの皮、ショウブの葉
38〜40度のややぬるめの湯に下半身だけを浸ける半身浴で、体を温めましょう。みぞおちから上は湯から出し、20〜30分入ります。心臓や肺に水圧がかからないため、湯上りに疲労感が残りません。
干したミカンの皮、ショウブの葉、日本酒700ccなどが、体を温める効果がある入浴剤になります。
半身浴には、肩コリや頭痛の改善、鎮静効果や美肌効果も。首や肩を回したり、読書をして入浴の時間を楽しみましょう。
◇生理痛にはレモン湯とショウガ湯
体が冷えると悪化するので、体を温めるレモン湯やショウガ湯がオススメです。
「レモン湯」は、レモン1/2個を湯飲みなどに搾り、はちみつ適量を加えて熱湯を注げばでき上がり。ウイスキーを少し垂らすと、体が温まる効果が高まります。
「ショウガ湯」はおろしたショウガ+はちみつ+熱湯で作ります。
また、腰から下を温めると痛みが和らぎます。足の親指と人さし指の間にある行間というツボをマッサージするのも効果的です。
◇貧血にはキクラゲの酢漬け
鍋に米酢1/2カップ、醤油・だし汁各1/4カップ、酒・みりん各大さじ3杯、種を取ったトウガラシ1本を入れて煮立てる。冷めたらキクラゲ30gと瓶に入れ、2〜3日したらでき上がり。キクラゲは漬ける前に硬めに戻し、ひと口大にカットしておくこと。
1日3〜4切れずつ食べると、貧血が解消されます。湯飲みに醤油を小さじ1杯入れ、その上に熱い番茶を注ぐ「醤油番茶」を、1日3回飲むのも効果があります。
※おばあちゃんの知恵は、地方や家庭によって多少の違いがあります。
ライター:幸雅子
出典:『自然力ケア』/「おばあちゃんの知恵袋 日々の自然療法」
監修:高橋秀生/NPO法人おばあちゃんの知恵袋の会・理事。実体験を経た健康法を研究し、普及している。
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