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不調を整えるために自分に合う方法の選び方

未病は予防の第一歩

不調が続く時、病院に行っても原因がはっきりしないということもありますよね。そういう時の完治はなかなか難しい。そのため最近は「今よりも悪化させない」という予防の考え方が主流になってきています。
つまり、未病とは予防のための第一歩。不調があってもいいのです。大切なのは今より悪化させず、元気に暮らすこと。調子が悪くなってからではなく、普段遣いしたのが「代替医療」です。
でも、代替医療は数あるし、効果がわかりにくいものも。体にかかわることなので、自分に合うものを選びたいですが、どうすればいいいのでしょうか?

体系別に選んでみる

代替医療の目的を考えて選ぶ方法です。

1:心身調整法
心と体は切り離せないものと考え、体を自分の意図した通りにコントロールすることで、心も体もいい方向へ導くもの。運動系のヨガや太極拳、アレクサンダー・テクニークなどが該当します。

2:体の構造上のゆがみやよどみを調整
施術者に身をゆだねるものが多く、リフレクソロジーや指圧、オステオパシーなどがあります。

3:心に直接働きかける
気功や瞑想法など。
このように体系別にすると、施術中に体感するものが想像できます。患部に直接刺激がほしいのか、それとも体の奥に響くものがいいのか考えてみましょう。

心と体は切り離せない

「痛み」について考えてみましょう。例えば肩コリ。肩の凝りを感じて、体のゆがみを調べても、体の構造上に問題がない場合があります。それはストレスなど心因性のものが原因であるため。
他に、タバコの煙を避けるため、慢性的に首をひねることが原因の場合なども!その時は、どれだけ凝りをほぐしても、原因となる生活習慣を変えなければ永遠に解消しません。
このように目に見えない原因を解決するためにヒントを与えてくれるのが、理学療法士。あなたとマッチする療法を引き合わせてくれるコーディネーター的存在です。理学療法士に相談したい時は、理学療法科と掲げている病院へ行き、「運動の指導を受けたい。自分に合うものをアドバイスしてほしい」と伝えます。

自分を内観してみる

誰かに相談する前に、真剣に自分の体を見つめ直すことも大事です。その時の「気づき」こそが、自らを治療するホリスティック医療の第一歩です。

本当は選ぶ基準はあってないようなもの。受けたものがちょっといいかも!という気持ちが起こるなら、無理しなければ大丈夫。少しでも不安があればやめるべきです。
「良し悪し」ではなく「合う合わない」のスタンスで考えましょう。無理して行うのはかえってストレスとなり逆効果です。

大切なのは自分の体に聞くこと。今の自分がより健康になるために、何を選んだらいいかを考えて。その気持ちに素直に行動してみましょう。
ライター:幸雅子
出典:『自然力ケア』/「自分に合った療法を選ぶには?」
監修:山口光國/理学療法士。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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