セックスすると生理が終わりにくくなる?生理中にやってはいけない四つのこと
YOLO 編集部
- 2019年04月13日
突然ですが、あなたの生理中は順調ですか?
生理中は出血で不快なだけでなく、腹痛に苦しんだり、デリケートゾーンのかぶれやかゆみに悩まされたり、時にはイライラや眠気に襲われたり…。ツライことも少なくありません。生理中、少しでも快適に過ごすために、そしてスッキリと終わらせるために、やってはいけないことをご紹介します。
【生理中やってはいけない四つのこと】
①神経に緊張を与える細かい作業や考えごと
②脳に刺激を与えるパーマやヘアカラー
③頭皮を刺激するシャンプー
④骨盤の動きを妨げるセックス
①神経に緊張を与える細かい作業や考えごと
生理期間中には、子宮が動くとともに骨盤が大きく緩みます。生理を終わらせるためには、子宮がのびのびと動けることが大切。そのため骨盤の動きをスムーズにしておく必要があります。
実は、骨盤は脳と密接な関係があります。脳に信号を送る神経が緊張すると、骨盤の動きが悪くなってしまいます。生理中はできるだけリラックスして過ごしましょう。
深く考えごとをする、細かい作業をする、目を酷使することはなるべく避けて。リラックスタイムにスマートフォンを使用することもあると思いますが、これも神経を使うので控えるのがベターです。
②脳に刺激を与えるパーマやヘアカラー
生理中はパーマやカラーは控えるということを聞いたことがあるはず。市販のカラー剤のパッケージにも注意書きに記載されていますが、その真意は?
生理期間中は肌が敏感に傾いています。特に、パーマやヘアカラーなどの薬剤を塗布すると髪が反応するまで時間を置くことから、頭皮への刺激が心配です。
生理中は女性ホルモンの影響で体温が低くなり、そのため髪が染まりにくいという説も。いずれにしても、美容院へ行くのは生理後、心も体もスッキリしてからのほうがよさそうです。
③頭皮を刺激するシャンプー
生理時は黄体ホルモンの分泌が多くなるため、皮脂の分泌が盛んになって髪がベトベトになりやすくなります。だからこそ、しっかりシャンプーしたいと思いがちですが、ちょっと待って!パーマやヘアカラーと同様に、頭皮へ物理的な刺激があることは基本的に避けたほうがいいでしょう。
頭皮と子宮は密接な関係があります。その昔は、生理痛を重くすることがあることから「生理中は髪を洗うな」とされていたほど。髪を洗うなというのは酷な話ですが、頭皮をゴシゴシと刺激するような洗髪や、ブラシを使ったスカルプケアも避けて。
④骨盤の動きを妨げるセックス
セックスやマスターベーションもお預けです。
生理中は子宮内膜がはがれ落ちる期間。子宮内の抵抗力がいつもよりずっと弱いため、衛生面からNGとされていますが、それだけではないよう。
オーガズムは骨盤や子宮をキューと引き締める動きです。骨盤を強制的に動かすのは、生理の動きを妨げてしまいます。生理4日まで余計な動きを与えずに、自由に動かせてあげるほうが生理は楽になります。
生理中にしてはいけないことは、迷信のように伝わってきたことも、実は深い意味がありそう…。生理は毎月のこと。楽にスッキリと終わらせるためにも、「しないこと」を守ってゆっくり体を休めましょう。
ライター:佐倉光
出典:『いますぐはじめる子宮活』
監修:奥谷まゆみ/「からだクリエイトきらくかん」主宰。のべ2万人の体を観察し、施術するよりも、体を動かしたり、使い方を変えて不調を改善する独自のメソッド「からだレッスン」を考案。直接指導のほか、全国各地で講演やワークショップを行っている。著書多数。
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