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医学的にも太ももとお尻で正解。女性らしい体を作るには?

女性でもマッチョになる?

筋トレを敬遠する女性は、「ムキムキになりそう」と思っている人が多いようです。でも実は、女性の場合、トレーニングしてもマッチョになるのはなかなか難しいのです。その理由はホルモンにあります。
筋肉や骨格を発達させるのは、男性ホルモンの働きです。男性ホルモンと言っても、男性だけが持っているものではなく、男性も女性も、男性ホルモンと女性ホルモンの両方を持っています。

ただし、女性が持つ男性ホルモンは、男性に比べて約1/10という量。だから男性と同じようにトレーニングしても、残念ながら、筋肉量が男性と同じように増えたり、大きくなったりすることはないのです。

マッチョな女性の画像を見ることもありますが、あの状態は筋肉量が増えてはいるものの、どちらかと言えば表面にのっている脂肪が減ることで、その下の筋肉を見せているのです。

とは言え、男性ホルモンを投与すれば、女性でもマッチョな体になり得ます。

脂肪はワルモノなの?

ダイエットをしている人や、成果を出さなければいけないアスリートにとって脂肪はなるべく減らしたいもの。やっぱり脂肪はないほうがいいのでしょうか?

脂肪は、特に女性には、なくてはならないものでもあります。脂肪からコレステロールが作られ、コレステロールから女性ホルモンの一つで、子宮内膜を厚くしたり、女性らしさを高めてくれるエストロゲンが作られます。

ということは、脂肪が極端に少なくなると、生理が順調に来なくなるというワケ。そうすると閉経後と似た状態になるため、肌のシワも深くなり、くすみも強くなり、髪のツヤが減り…といった具合に、見た目にもうれしくない変化が出てきてしまうのです。

女性らしいカラダを作るには?

男性らしさと言えば、逆三角形のボディ。それに対して女性らしさは、ある程度のボリュームがあるところからのくびれ。そういう体を作るためのトレーニングは何をすればいいのでしょうか?

答えは、有酸素運動+お尻、太もも、背中の三つの筋肉をしっかり使うこと。

お尻まわりと太ももはヒップアップにつながり、より脚も長く見えるようになります。また、大きな筋肉の筋肉量が増えることで基礎代謝が上がり、同じ量を食べていても太りにくくなります。

さらに、背中に筋肉がないと、いい姿勢が保持できません。胸を張ったいい姿勢は深い呼吸を可能にして、メンタルの安定にも役立つのです。

女性らしさを意識して筋トレやヨガを

女性がヒップ、太ももを気にして鍛えるのは、とても理にかなった話だったのですね。

女性らしさを身につけるには、しっかりと必要な筋肉をつける筋トレ、加えてしなやかさを作り出す、軟らかい動きのヨガを合わせるのもオススメ。組み合わせを工夫してみて下さいね。

 

ライター:幸雅子
出典:『Training for Woman』vol.03/「カラダあってのトレーニングだから」
監修:高尾美穂/産婦人科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター、ヨガティーチャー。現在は婦人科医療、ヨガ、スポーツを三つの柱とし、自身が持つそれぞれの専門知識を伝えることで、女性達のよりよい選択に役立ちたいと考え、精力的に活動している。

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