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今、アスリートがヨガに注目する 2つの大きな理由とは?

ヨガはアスリートの体のポテンシャルを引き出す

サッカー日本代表の長友佑都選手が出版した『ヨガ友』(1,296円/飛鳥新社)が
引き続き話題になっているように、
アスリートからのヨガへの注目がこれまで以上に高まっています。

なぜアスリートがヨガに興味を持ち始めたのか、ヨガがアスリートの体と心にどう作用するのか、美トレ女子としても気になるところだと思います。
その理由を探ってみました。

まずは、ヨガのポーズを通して、自分の体と静かに向き合うことができるから。
ただポーズを取るのではなく、”味わう”という意識を持つことによって、
自分の体を深く知ることができるのです。

例えば、テニスはラケットを持つ方の手をひたすら使うので、
長年続けていると重心や動かし方が偏ってきます。
テニスをやっている時はその状態が当たり前なので、
何も感じないかもしれません。

でも、ヨガのポーズを取ると、
左右のアンバランスさや偏りによる不調に気づくことができます。

自覚さえできればヨガのポーズで対処することもできるし、
別の対処も。いつもやっているスポーツでは気づけない部分に気づけることは、
アスリートにとって大切なことなのです。

そして、アスリートが一番求められるのは、何よりも結果。
フィジカル的に最高の状態に持っていくことができたとしても、
メンタルがともなわなければそれを結果を出すことができません。

理想的なのは、体は興奮しているけれど、心は落ち着いて全体を俯瞰している状態。
それは交感神経と副交感神経が両方とも優位になっている状態で、ヨガの瞑想状態と同じ。
ポーズを取る時に無意識ではなく体に意識を向けながらやれば、
その状態に自分を持っていきやすくなるのです。

深いリラックスと癒しを同時にもたらすことも

もう一つ、忘れてはいけないのが、ヨガによるリラックス効果。
時に普通の人には理解できないほどのストレスがかかる状況に置かれるアスリートは、ちょっとした不調やライバルと比べることでの劣等感、本番での期待に対してのプレッシャーなどを感じ始めると眠れないと言います。

アスリートと同じとは言わないまでも、試合の数日前から眠れなくなったという経験をした人は少なくないのではないでしょうか。
心身を深くリラックスさせるには、
全身をクッション(ボルスター)やブランケットなどに預けて
脱力するリストラティブヨガや誘導瞑想が効果的で
アスリートだけでなくトレーナーも関心を持ち始めているそうです。

活躍しているアスリートが練習にヨガを取り入れていることがわかれば、
ヨガに興味を持つアスリートが増えます。

そのアスリートがヨガの効果を感じて仲間にすすめれば、またヨガを始めるアスリートが増える…。
長友選手の「ヨガ友」効果もあり、ヨガはアスリート達の間に
さらにジワジワと浸透していきそうです。

まだヨガをやったことのない人も、この流れに乗ってヨガを取り入れてみては?

 

ライター:平地紘子
出典:Yogini・vol56/「ブームから文化へ 得点を競い、勝負をかける アスリート達に、ヨガができることは!?」
監修:ケン・ハラクマ(インターナショナルヨガセンター主宰。一般社団法人ヨガアスリート事務局代表理事)

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