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【YOLO的恋愛講座・セクシー編】 恋人がいてマスターベーションするのってどうなの?

Q. マスターベーションをするのってすごく罪悪感があるんです…

まったく悪いことではありませんよ。罪悪感を持つ気持ちはわかりますが、その気持ちを持つのは不要です。自分で自分の欲求を認めて向き合うことや、自分の欲求をコントロールすることは、とても大事なことです。

罪悪感を持ちがちなのは、そういう話をしてもいい(と思える)環境が、周囲にないからではないでしょうか。日本の場合は「性的なことに自ら踏み込まない=女性らしい」みたいな、無言の圧力がありますよね。そういうものにずっとさらされて生きていると、無意識に「隠すべきもの」「よくないもの」「罪悪感の対象」となりがちなんです。マスターベーションは特にそうなりやすいと思います。普段の生活のなかで耳に入ってくる話題でもないし、快楽の追求の行為と感じられるからでしょう。でも、快楽を得るのは悪いことではありません。

Q. マスターベーションは恋人がいたら減らすべきですか?

いいえ、どうぞお好きに。欲求の出方には個人差があり、誰かに指示されたり、合わせたり、比べるたりするものではありません。恋人がいてセックスが満たされていると回数が減る女性もいれば、セックスがあっても回数が変わらない人もいます。まったくしない人もいます。性欲の出方や度合い、感じ方は人それぞれなので、恋人とセックスをしているのにマスターベーションもしているといって罪悪感を持つ必要はないのです。

性の話題はデリケートだけど大事なこと

マスターベーションをすることで、自分はどういうところが気持ちいいのかなどもわかります。それはパートナーとセックスを楽しむ上でも役に立つことです。ただし、性器は柔らかいデリケートな場所です。傷つけてしまうようなマスターベーションは避けたほうがいいかもしれません。

また、性の話題は隠すべきものではありませんが、TPOや相手は選ぶものです。準備のない相手に突然話題を振るとビックリされたりすることもあるので、その点には気をつけたいものです。

 

ライター:三上あずさ

柳田正芳
1983年生まれ。中央大学卒業(専攻は社会学)。性に関する世界最大の研究者組織「世界性の健康学会」の公式委員会YOUTH INITIATIVEのメンバー。思春期若者世代の性の悩み相談・悩み解決に携わる。その他、「両親学級」で講師を務めたり、大人の性の相談を受けるなど、民間活動から行政の依頼事業まで幅広く活動

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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