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彼の浮気対策は、知り合った当時のドキドキ感を取り戻すこと。それには?

【今日のご相談】
結婚を考えている彼がいます。すでに3年以上同棲もしていて、お互いに精神的にも経済的にも自立しているので、あとはタイミングだけっていう感じです。でも、ちょっと心配なことが…。彼は私に隠れて浮気しているみたいなんです。証拠を押さえているわけではないんですが、行動パターンなどを見ていると浮気しているようすが。彼は私が気づいてないと思っているようで、問い詰めても「そんなことはしていない」って言います。男の人って、どうして浮気してしまうんでしょうか?彼に浮気をさせない方法はないでしょうか?

 

【今日のお答え】

古今東西、浮気にまつわる都市伝説

男性の浮気にまつわるエトセトラ、古今東西いろいろなことが言われています。オーソドックスなところをちょっと見てみましょう。

■男性の浮気と種の保存は密接に関係している
男性が浮気をするのは、自分の遺伝子を残すために、できるだけたくさんの女性に子どもを産んでもらおうと試みる本能が働いているからという説。

■男性は人生の刺激が足りないと浮気をする
恋のドキドキは何ものにも代えられない人生のスパイス。そのドキドキ感をいつも求めているからこそ浮気に走るのだという説。

■男性は寂しいから浮気をする
寂しい気持ちを処理できないから、それを紛らわせたくて浮気に走るという説。でも、自分で自分の気持ちをうまく処理できるのも自立の一つの形です。

■男性はパートナーの体の浮気に嫉妬する
女性はパートナーの男性の心が別の女性に奪われていることに嫉妬し、男性はパートナーの女性の体が別の男性に抱かれていることに嫉妬するという説。

「肉も食いたきゃ魚も食いたい」

浮気をする男性の言葉でよく聞くのは、「パートナーのことは好きだし大事に思っているけど、その人としか一緒にいられないと飽きる」というもの。それを「肉も食いたきゃ魚も食いたい」なんて表現した人もいました。

こういう言葉を聞いてしまうと、男性の浮気って避けられないのかな、なんて思いがちですが、浮気しないでずっと仲良く一緒にいるカップルもたくさんいます。彼らみたいになるにはどうすればいいんでしょうか。

オキシトシンを味方につける

オキシトシンというのはホルモンの名前で、別名を「愛情ホルモン」と呼ばれています。手をつなぐ、見つめ合う、背中をさするなど、スキンシップをしていると、このホルモンが分泌されます。

オキシトシンが分泌されてくると、パートナーへの愛情が高まり、浮気防止につながります。日本はスキンシップの盛んな文化ではありませんし、長く一緒にいるパートナーとのスキンシップなんて今さら恥ずかしい…という方もいるかもしれませんが、相手の体と触れ合うのは、やはり心地よいし落ち着くものです。

まずは日ごろの触れ合いに意識を持つことが大事です。彼にさりげなくタッチする、ぐいっと近くに寄ってみる。長く一緒にいるとなかなか感じなくなる、あのドキドキ感を自分から演出してみましょう。実はこういうさりげない温かみが第一歩です。

そして、セックスがすごく減っているな~なんて思うのであれば、それも見直してみては?無理強いをすると心が離れてしまいかねないので、そこもタイミングと演出が大切。彼を想う心を基盤に、触れ合いを重ねて下さい。

パートナーへの「ありがとう」を言葉で伝える

自分の存在や行動、言動が当たり前だと思われず、パートナーから「ありがとう」と言ってもらえるのはやっぱりうれしいものです。出会えたことも、今日を一緒に過ごせることも、当たり前ではないはずです。そういうことを時々立ち止まって噛み締めて「ありがとう」と表現してみてはどうでしょう。言葉で言われないとわからない男性はたくさんいます。そう言われれば、彼もあなたを愛おしいと思って、あなたと一緒にいられることを大事にしてくれると思います。

パートナーは自分とは別の人である以上、その行動をこちらでコントロールすることはできません。でも、浮気防止のためにできることはあるかもしれないと思います。今日ご紹介したことが、そのヒントになればうれしいです。

 

ライター:二宮誠 from  6483works
話を聞いた人:柳田正芳
1983年生まれ。中央大学卒業(専攻は社会学)。性に関する世界最大の研究者組織「世界性の健康学会」の公式委員会YOUTH INITIATIVEのメンバー。思春期若者世代の性の悩み相談が専門。「性」という表立って相談しづらいテーマを扱っている・気長く粘り強く人の相談を聴くなどいくつかの理由から、年代を超えた様々な人から様々な内容の悩み相談を受けている。ほかに、「両親学級」で講師をつとめるなど、民間活動から行政の依頼事業まで幅広く活動している。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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