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1泊5,000円も!一人旅をデザインする3密回避の新ノーマルなホテルステイ【星野リゾート OMO7旭川】

2020/07/28

Withコロナ時代の旅のテーマは「マイクロツーリズム」

今年の夏はどこへ行こう?今般の新型コロナウィルス感染症の影響で、しばらく海外旅行はおあずけになりそうだけど、旅そのものを諦めてしまうのではなく、今こそ日本の魅力を知る国内旅行に出かけてみるのはどうだろう?

これまでは長期休暇となるとつい国外ばかりに目を向けていたけれど、これを機に、意外と知らない日本のこと、故郷のこと、地元のことをグッと深掘りしてみる“ご近所観光”もいいかも。

いま苦境に立たされる観光業界。復活の鍵は「マイクロツーリズム」にある、と提唱しているのは星野リゾート代表・星野佳路氏。長距離移動が不安視される中で、国を跨がずとも身近な観光地に目を向けることで、地域経済活性化を図るという。

日本各地に受け継がれる伝統行事や文化、雄大な自然や旬の食材を活かした郷土料理などに触れながら、地域の魅力を再発見する旅のスタイル。

見たことのない景色、触れたことのない文化、味わったことのない料理…「こんな日本知らなかった」と思える瞬間や心躍るexperiencesが、まだまだこの国にはたくさん潜んでいます。

緊急事態宣言緩和により、長い自粛生活から解放され、いよいよストレス解消、自粛疲れを癒す旅に出たい反面、まだ感染リスクへの不安は払拭できない。そんな気持ちが旅にブレーキをかけてしまいがちですが、せっかくの夏休みや行楽シーズンを断念することなく、安心安全な旅先選びを心がけて、この夏を楽しく乗りきってみては?

旭川の老舗ホテルをリノベーション!都市観光ホテル

国内外に45施設を運営する星野リゾート初の都市型ホテルブランド【OMO】の第一号店が北海道第二の都市・旭川に誕生したとのことで、実際に宿泊体験してきました。

【OMO】は日本の伝統や文化を活かした“おもてなし”を追求した都市観光ホテルブランドで、「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」をコンセプトに、観光客に向けて街をディープに楽しむサービスとお茶目な仕掛け満載のホテルステイを提案しています。

ホームページを見れば一目瞭然、イラストを上手に取り入れたポップでおしゃれなデザインで、他の星野リゾートブランドとは一味違います。2018年より旭川・大塚を運営、今後は川崎、那覇、新今宮、下関など広く全国展開を予定しています。

はじまりは遡ること大正9年。地元の人々に長らく愛されてきた、旭川市内随一の格式誇る【旭川グランドホテル】が、90年もの歴史を以って【OMO7旭川】としてリニューアルオープンしたのです。

重厚感溢れるレンガ調の外観はそのままに、エントランスには白樺を施したオブジェがお出迎え。ライティングも木材の質感さえも、北の大地を思わせる温かみのある空間づくりは、ゲストたちをどこかホッとさせてくれます。

かつてのバロック風のロビーラウンジは「OMOベース」としてパブリックスペースに生まれ変わりました。大きな白樺のテーブルではソーシャルディスタンスを保ちながら、安心して寛げる憩いの場になっています。

さらに奥には、まるで屋根裏部屋のような宇宙船のような、見ただけでワクワクする「ブックトンネル」という名のライブラリーコーナーがあります。ガイドブックや風景写真集など、旭川の文化や歴史に纏わるブックセレクションで、本棚に挟まれた椅子で思わず読書に没頭してしまいそう。

旭川ローカルを満喫!地元民が案内するGO-KINJO(ご近所)アクティビティ

街に溶け込み、ご近所をまるごと楽しみ尽くす!【OMO7旭川】は宿泊場所としてだけでなく、新たな観光情報媒体としての機能も持ち合わせています。

OMOベースに設置された直径2mほどの大きな円板は、地元民に愛されるローカルスポットが約40軒も掲載されています。

旭川グルメといえば、ラーメン、ジンギスカン、新子焼き、塩ホルモン…旭岳を主峰とする大雪山連峰で育まれた野菜やお米、道内各地から当日中に運ばれてくる豊富な海産物など、ご当地食材をとことん味わう町歩きも楽しそう。

昭和レトロのネオン街、銭湯やスナック巡り…気分や目的に合わせて幅広い楽しみ方が選択できるのもこの街の良いところ。現在はコロナ対策として、出前・テイクアウト・3密回避対策を実施しているオススメの店舗を紹介しています。

さらには、ホテルスタッフが扮する、町歩きのエキスパート「ご近所ガイド OMOレンジャー」と一緒に巡るツアーも、他のホテルにはないユニークな試みです。滞在中に有意義な旅が送れるようサポートするサービス「GO-KINJO」のコンテンツの一環で、ガイドブックには載っていないようなとっておきの遊び方を案内してくれます。

ハシゴ酒に付き合ってくれたり、職人の手仕事を一緒に体験できたり…テーマ型ガイドツアーといったところでしょうか。地元民だからこそ知るディープな周辺情報を旅行者へ惜しみなく提供してくれます。昔から地元の人々の暮らしや営みに寄り添ってきた歴史あるホテルならでは、ビジターとローカルが繋がれる貴重な体験です。(現在は新型コロナウィルス感染症の影響で一部サービス休止中)

3密回避テレワークステイを叶える!コスパ最強スタジオルーム

全237室のうち、18㎡のシングルルーム115室は、団欒をコンセプトにした「スタジオルーム(写真上)」にリノベーションされています。パープルやグリーンを基調にした可愛らしいトーンで、窓からは旭川の街並みが一望できました。

旅人や出張者のために使い勝手を追求した機能が満載!こだわりが細部にわたって行き届いています。

・テーブルを囲うように2台のベッドをL字型に設置したツインルーム
・二人で囲めるDANRANテーブル
・ベッドにもソファにも変幻自在
・ベッド下に荷物を収納できる
・ベッド脇に読書灯
・AC電源コンセント、USBポート、Wi-Fi完備

全体的に立体的且つ機能的に収められているので、コンパクトだけど狭さを感じることなく、快適に過ごすことができます。

その他、スーペリアルーム(写真上)とファミリールーム、ダブルルームが4月に新しく誕生しました。観光からビジネスまで、旅の目的に合わせた多彩なゲストルームが揃っています。一泊5,000円〜と一人旅や女子旅にも嬉しいリーズナブルな価格です。

Withコロナに合わせて11月末までの期間限定で、6連泊からの「OMOテレワークステイプラン」もあります。3密回避のための対策を施した環境で、快適なワークスタイルを提案しています。

焼き立てワッフルが絶品!3密回避の新ノーマルな朝食ビュッフェ

ホテルの朝食といえばビュッフェスタイルが定番ですが、新型コロナウィルスの影響で、ここでもよりいっそう「衛生管理」と「3密回避」を考慮した“NEWノーマル”が求められそう。星野リゾートでは「最高水準のコロナ対策宣言」を掲げ、安心したホテルステイの中で、非日常を楽しめる環境づくりを徹底しています。

旭川の「OMOカフェ&バル」では7月1日よりビュッフェスタイルでの営業を再開しました。開放感溢れるフォトジェニックな空間の中で、“北海道の美しい朝食”をコンセプトに、ご当地の素材の良さを味わう洋食メニューを中心としたラインナップが人気です。

パキッとした黄色の可愛い壁に映える、見た目にも可愛い小さなパンが並んでおもちゃの世界のよう。好きなものを好きなだけ、ビュッフェの醍醐味がギュッと詰まっています。

中でもイチ押しは、その場で一枚ずつ丁寧に焼き上げた出来立てのワッフルです。香りはもちろん、サクサクふわふわの食感もフレッシュなまま楽しめます。生クリームやコンポートなど思い思いのトッピングでオリジナルの1プレートを作れます。

ビュッフェの楽しさはそのままに、安心安全設計にこだわりを持って、柔軟に接客の距離感やサービスのオペレーションを変更して適応していくなど、3密回避のための5つのポイントを設定しています。

①レストランを利用できるのは検温済みの宿泊者のみ
②メディカルナノコートを手に触れる箇所に塗布
③全ての料理にアクリル製カバーを設置し、料理の配布にも工夫
④宿泊者全員にマスクを配布
⑤ソーシャルディスタンスを確保する専任スタッフを配備

また、テーブル席の間隔を拡張したり、希望者にはテイクアウトしてルームダイニングを楽しむこともできます。

富良野、美瑛、旭山動物園…周辺観光に好アクセスな拠点都市

旭山動物園にも近く、富良野や美瑛への観光拠点としても便利な旭川。旭岳ロープウェイ、四季彩の丘、青い池など、四季折々に表情を変える街並みに、ローカル色溢れる魅惑のロケーションです。例年は外国人観光客も多く訪れ、夏場は特に賑わいを見せていましたが、今ならきっと落ち着いて観光できることでしょう。

今後も「自粛」と「緩和」が繰り返される“Withコロナ時代”が続く中で、ウィルス感染拡大リスクを軽減しながら、地域経済を両立する“新ノーマル”な旅行のスタイルをそれぞれ見出していくことが重要です。

落ち込んだ旅行需要の早期回復を図るため、北海道民限定の「どうみん割プラン」など、各自治体が地域に寄り添ったお得なプランやサービスを提供しているので、是非この機会にとことんマイクロツーリズムを楽しんでみては?

 

■施設詳細
名称:星野リゾート OMO7 旭川
住所:〒070-0036 北海道旭川市6条通9丁目
TEL:0166-29-2666
URL:https://omo-hotels.com/asahikawa/
アクセス:羽田空港から旭川空港まで約90分+旭川空港から空港シャトルで約50分
所要時間:約3時間
宿泊料金:5,000円〜(1室2名利用時の1名あたり、税別)

テキスト・撮影:渡辺由布子

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