脳を鍛えると体が動きやすくなる!?~1週間の集中プログラム~
YOLO 編集部
- 2020年06月05日
脳をスッキリさせると体が動きやすくなる
あなたの「脳」疲れていませんか? 脳とカラダは密接に関係しているので、脳の動きが鈍ると、「なかなか疲れが取れない…」「倦怠感が抜けない…」と、カラダの調子もイマイチに…。でも逆に、脳を鍛えて活性化させれば、カラダもスッキリ! 不調知らずになれるのです。
今回は、頭の中から体質改善を目指す1週間の集中プログラムをご紹介。「正座」で姿勢を整えて、基本の姿勢から呼吸とカラダの動きを連動させることを、脳とカラダに覚えさせていきます。
月→「月」、火→「月・火」、水→「月・火・水」と前日までのメソッドを追加していきます。
正座から始まる1週間のプログラム
月曜日:正座呼吸
1)足の親指を重ねて正座。アゴを引いて肩甲骨を意識しながら背筋を伸ばす。両手をへその下へ。
2)合唱した手を顔の前を通して上へ伸ばす。気を放散するイメージで「フゥー」と息を吐きながら腕を開き、①に戻る。
3)鼻で息を吸って、放散した気を集めるようにして腕を大きく開き上げ、頭上で指と指を軽く合わせる。
4)両手を顔の前を通して下ろしながら気を自分の中へ納めるようなイメージで「ハァー」と息を吐いて、①に戻る。
火曜日:武士座礼
1)足の親指を重ねて正座。アゴを引いて肩甲骨を意識しながら背筋を伸ばす。
2)首、背中をまっすぐ立てたまま上体を倒し、床に自然に視線を落とす。視線の位置に右手、左手の順に指を伸ばしていく。
3)息を止め、背筋、首筋をまっすぐ保ったまま、さらに深く前傾して「礼」。ヒジは軽く左右に開くイメージ。
水曜日:大腰筋伸ばし
正座をしてから、徐々に上体を後ろに倒してヒジを片方ずつ床に着く。さらに倒して仰向けで寝転がり、大腰筋(腰椎4番から大腿骨の小転子につながっている筋肉)と腹筋を伸ばす。
木曜日:安座呼吸
1)アゴを引いて肩甲骨を開き、背筋を伸ばして安座で座る。※骨盤が傾いてお腹が後傾しないように注意。
2)軽く合唱した手を顔の前を通して上へ伸ばす。気を放散するイメージで「フゥー」と息を吐きながら腕を開き、①に戻る。
3)4) は正座呼吸と同様。
金曜日:安座前屈
アゴを引いて肩甲骨を開き背筋を伸ばして安座で座る。
1)息を吐きながら上体をゆっくりと前に倒す。※両ヒザを床に近づけるように意識。
土曜日:安座の手首回し
1)アゴを引いて肩甲骨を開き背筋を伸ばして安座で座る。ヒジを軽く曲げて手のひらを上にしてヒザにのせ、指先まで意識を行き届かせる。
2)両手を胸の前で軽く組み、腰との連動を意識しながら手首を8の字に回す。※左右各8回ずつ行う。
日曜日;安座の腹筋伸ばし
1)アゴを引いて肩甲骨を開き背筋を伸ばして安座で座る。ヒジを軽く曲げて手のひらを上にしてヒザにのせ、指先まで意識を行き届かせる。
2)両手を伸ばし、右手を上にしてひねって組む。
3)鼻で息を吸いながら両手を顔の前を通して頭上に上げ、鼻から吐きながら下ろす。上にする手を左右交互に替えて、3回繰り返す。
こうした“ちょっとしたトレーニング”が脳を活性化して、カラダを元気にしてくれます。自分の生活リズムに合わせて取り入れて、「不調知らず」を目指してみてくださいね。
ライター:中村千春
出展:『ココロもカラダも頭の中から不調改善!脳内スッキリセラピー』
著者:岡村弘樹(一会堂整骨院院長。https://www.ichiedou-okamura.com)
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