ヨギーニに聞く!毎日でもやりたい「お気に入りポーズ」
YOLO 編集部
- 2021年03月22日
リラックスするポーズ、カラダの軸を感じるポーズ、ダイナミックに動くポーズ。ヨガには本当にたくさんのポーズがありますよね。ふと、「みんなはどんなポーズが好きなんだろう?」と気になった筆者。ヨガスタジオでヨガを楽しむみなさんから、「お気に入りポーズ」を教えてもらいました!
今回はその中から、5つのアンサーをピックアップしてご紹介します。
Q:あなたが一番好きなヨガのポーズは?
1:『チャイルドポーズ(子どものポーズ)』
「朝一番、起き上がる前に、まずはチャイルドポーズでカラダのスイッチをON! 逆に夜寝る前は、チャイルドポーズでリラックス。呼吸に意識を向けることで、お腹まわりの筋肉をしっかり動かせるところも好き」(megumi)
1)正座になり、ヒザをそろえる(かかとの上にお尻がのるように)。
2)息を吐きながら、両手を前に伸ばして前屈。背面全体の力を抜いて、筋肉を緩める(お尻が足から離れないように)。鼻の先を見る。
2:『猫のポーズ』
「鎖骨・背骨・肩甲骨、アライメントを整えるための動きを無理なくできる! 上半身の動きだけでも効果があると聞いて、空いた時間にやるようにしてます。休憩中に数回やるだけでも、スッキリ!」(C.N)
1)両手、両ヒザを床に着き、足は肩幅に広げ、足首は立てておく。顔は下を向き、背中はまっすぐにして腰を反らないように注意。
2)息を吸いながら背中の真ん中を押し上げ、首から腰までを丸くする。頭は両腕の真ん中に入るようにして、そのまま前(お腹のほう)を見る。腕で床をしっかり押す。
3)息を吐きながら頭を上げ、腰を突き出して背中を反る。視線は頭の位置に合わせて前方を見る。
3:『ハーフピジョンのポーズ(ハトのポーズ)』
「好きというよりは、カラダのメンテナンスために。深い筋肉層に覆われている大臀筋から裏モモの気になる部分をしっかりと伸ばせるし、同時に、股関節、骨盤周りにもアプローチできるから、すごく効率的。特にヨガの終わりのほうに取り入れるのがオススメ!」(インストラクター・温海文)
1)左脚を後ろへ伸ばし、右脚は体の前で内側に曲げる。
2)骨盤は左右まっすぐに保つ。
3)息を吐きながら、両手を伸ばして前屈。背面全体の力を抜いて、筋肉を緩める。
脚を入れ替えて繰り返す。
4:『シールシャーサナ(頭立ちのポーズ)&スプタバッタコーナアーサナ(合せきのポーズ)
「シールシャーサナは、朝やると一日お腹の調子がよくなるし、『よし!』『やるぞ!』みたいな明るい気持ちになる。生理中とか食べ過ぎとかでお腹が硬くなっちゃってると感じた時は、バッタコーナアーサナでお腹まわりの柔軟性を上げて、カラダをリセット。」(ゆい)
シールシャーサナ
1)正座の姿勢で背筋を伸ばす。
2)足先を立ててお尻を上げる。両手を組んで頭を支える(※ヒジを広げない)。
3)息を吸いながらお尻を上げて、呼吸をしながら頭のほうへゆっくりと歩いて近づく。
4)頭を起点に腕で床を押し、息を吸いながら両腕をゆっくり上げていく。下腹部をしっかり引き締め、背筋を伸ばす。
5)腕で床を押し、下腹部を引き締めながら、脚をまっすぐ上へ伸ばしバランスを取る。視線は前方斜め下へ。息を吐きながら、ゆっくりと脚を下ろしていく。
スプタバッタコーナアーサナ
1)仰向けになりヒザを立てて、かかとをお尻に近づける。
2)息を吐きながら、足の裏同士を合わせ、ヒザをゆっくりと床のほうへ下ろす。
3)肩甲骨を内側に引き寄せ、手はももの上に置くか、頭の上に楽に伸ばす。呼吸を続けながら、しばらくキープ。
4)息を吸いながらヒザを立てて、吐きながら両足をゆっくり伸ばす。
5:『ない!(即答)』
「好きなポーズはないけど、日々やっているのは、『できないポーズ』。ヨガでカラダは変わっていくから、最初は『そんなのできなよ!』と思う難しいポーズもいつか絶対にできるようになる。今の自分にはできないものに挑戦するからこそ、カラダの変化も、できた時の喜びも大きい。今日できなかったことが、明日…1年後…10年後にできるようになる。そんなことを知ることできるのも、ヨガの面白いところ」(K.I)
ヨガとの向き合い方は、人それぞれ!
ぜひ、あなたもあなたらしく、ヨガを楽しんでくださいね。
ライター:中村千春
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