トレーニング効果がアップ!「関節の並び」を整えるのに大事な3つのこと
YOLO 編集部
- 2020年08月11日
カラダの基礎となる、「アライメント」を意識していますか? アライメントとは、姿勢などに影響する、関節や骨の並び、軟骨の位置のこと。ボディービルダーの経験もある、痩身・美容鍼灸家の森田真理さんは、アライメントが崩れていると、いくらトレーニングしても効果が出ないこともあるといいます。実際に、森田さん自身も、アライメントを整えることを実践してから、大きくカラダが変わっていきました。
アライメントを整える上で大事な3つ
アライメントを整える上で特に大事になるのが、「姿勢」「呼吸」「歩き方」。この3つを正しく行うとことで、カラダの基礎ができるようになります。まずは、自分の状態を確認して、正しいフォーム・リズムを身につけていきましょう。
【姿勢】
スマホを見る時、パソコンを使って仕事をする時、食事をする時、背骨が丸まってはいませんか? 私達の生活の中には、意識していなければ姿勢が崩れてしまう要素がたくさんあります。姿勢が崩れると肩甲骨が埋まってしまい、肩・腰・お尻・足まで、バランスが悪くなってしまうことに。意識して背筋を伸ばし、内側に入った肩を開き、肩甲骨を寄せるなど、正しい骨格へと自分自身のカラダを導いていきましょう。そのためには、まず正しい姿勢を知ることも大事。イメトレから始めましょう。
【呼吸】
姿勢とともに忘れてはならない存在が、「呼吸」。意識してみると、意外なほど呼吸が浅くなっていることに気づかされます。それは普段から頑張っている証拠です。だから疲れやすかったり、日常的にだるさやストレスを感じている人は、呼吸が浅くなっている可能性大。酸素をたっぷり取り入れて、二酸化炭素をしっかり吐き出す。これを改めて意識して、深い呼吸を覚えていきましょう。呼吸法を大切にしているヨガや、お風呂などリラックスできる場所で、呼吸を意識的に吸って吐くという練習するのもオススメです。最初は、吐く息を4拍、吸う息を4拍など、同じ長さになるように練習し、慣れてきたら吐く息を6拍、8拍と伸ばせるように練習してみましょう。
【歩き方】
自分がどんな歩き方をしているか、知っていますか? 猫背や反り腰など姿勢が悪いのはもちろんNGですが、足を擦ったり、ヒザが伸びきってる、逆に曲げすぎるのもよくない歩き方といえます。ポイントは、カカトから着地せずに、カカト・小指側・親指側の3点が同時に着地するようにすること。姿勢を正して、ヒザの動き、股関節への負担にも注意を払いましょう。ただし、姿勢が大きく影響するので、姿勢を整えるのも同時に行ってくださいね。
クセになっている姿勢・呼吸・歩き方を正すのは、簡単なことではありません。慣れないうちは、気づいたら意識して行う程度になるのも仕方ないですが、アライメントが整っているカラダとそうでないカラダには、大きな違いがあります。トレーニングの効果を上げるためだけでなく、これからも一生つき合っていくカラダのために、不調を招かないためにも、できる限り、常に正しい姿勢・呼吸・歩き方でいることを心がけましょう(これが失われてしまったら、おばさんになる時です!)。アライメントがしっかりと身について、それが“当たり前”になった時には、きっと驚くような変化が待っていますよ。
ライター:中村千春
取材協力:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー。痩身・美容鍼灸家として人気が高い。オリジナルブランド「ぎんざ美人灸」を持つ) https://ginza-salon.jp
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