夏の終わりから始めれば 冬の冷えなんて怖くない
YOLO 編集部
- 2017年08月22日
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あなたの体は冷えている?
冷えとりがブームになるなど、日本人に取って、「冷え」対策は、冬場の定番。これは季節の行事かも?と思うぐらい重要な項目です。でも、本当は毎年講じるというよりは、根本的に冷えがなくなればいいんですよね。ところで、漠然と「冷え」と言ってますが、あなたの体は冷えてますか?それを知るのは、朝です。目覚めたら、布団から出る前に、背中やお腹など触ってみてください。ひやっとするところがあれば、体は冷えています。特に内臓などに、疾患があるかもしれないので、気になるところがあれば検査もしましょうね。
特に内臓的に問題がなく、トレーニングをしているのに、冷えが解消しないとしたら、それはトレーニングの仕方を見直したほうがよさそうです。筋肉を刺激すると、本来熱が発生します。筋肉は体内の発熱器官だし、血流を巡らせることで、酸素(熱)を体内の隅々へ送る仕事もしています。それでも、体が冷えているのは、筋肉が使えていないということのほかありません。次のトレーニングの時からしばらく、大きな筋肉を意識的に動かしてみましょう。体がホカホカしてくれば成功。トレーナーに相談してみるのもいいでしょう。
日常的に行うべき対策は入浴
冷え対策で、やっぱり大事なのが入浴なんです。夏はシャワーだけの人、多いのではないでしょうか?それは、美人作りとはほど遠い行動です。まずは、体内がいつも温かい状態を作るのが冷え解消の基本なのです。そして、湯船に浸かること。お風呂に入る時間がもったいない、という人でも、お湯に浸かるのだけはせめて毎日したいものです。体の深部が温まってきたら、OKです。もちろん、触ってみて温まりきっていないところがあれば、もっと湯に浸かっていましょう。熱い湯よりも、少しだけぬるめの湯で、じっくり時間をかけられればベストです。その際、バスソルトやアロマオイルの力なんかも借りてみましょう。
湯に浸かる時は、リンパ節を緩めるために、ヒザや股関節を締め付けないで、耳の下まで湯の中へ。冷えてキュッとしているリンパ節が、温まって緩まれば、リンパ液の流れも良くなるので、免疫力も動き出しますよ。
靴下を履くのも大事
夏はサンダル派の人。ここは、靴下を履く足元に変えましょう。しかも靴下は足首をしっかり温めるもの。お風呂などで良く観察してほしいのですが、足首にはたくさんの血管が通っています。冷えとは、血液が送られないことも原因になります。血液が熱を運びからです。だから、足首は大事。足先はいつも冷たい、という人は夏、靴下なんて履かない派なのではないでしょうか?薄手のストッキングでも、足首が温まっていなければ同じなので、靴下を愛用してください。普段からパンプス派の人は、ここから新しい足元をおしゃれを研究して!
コーヒーや南国フルーツジュースは控えめに
コーヒーも南国フルーツジュースも、暖かい場所が産地。ということは、体を冷やす作用が、そもそも備わっているということです。だから、夏にはもってこい。でも、飲みすぎると、冷やしすぎてしまいます。希少なものとして、ゆっくりと味わいながら飲むようにしましょう。これも、体を冷やさない、ためなのです。適度な量、というのを自分で考えて飲みましょう。
体=心。体が冷えると心も冷えます
体の冷えは、心の冷えにもつながっていきます。疲れたから冷たいビール!はOKですが、飲みすぎると胃を冷やし、心を冷やし、楽しいはずの飲み会も、だんだん愚痴ばっかり、落ち込む話ばっかりになってしまうかもしれません。お酒好きな人は、お湯割の飲み物で、自分の好みに合う種類を探してみてください。こういうことを、全部楽しみに変えていけば、冷え対策もゲームのようになっていくかもしれません。
ライター:三上あずさ
出典:『ヨガが丸ごとわかる本』
写真:istockphoto
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