彼氏にも知ってもらいたい。男性にもヨガがオススメな4つの理由
YOLO 編集部
- 2017年08月23日
ヨガはそもそも男性に向いている
ヨガは女性だけのものではありません。インドで始まった時は、そもそもお坊さんがやっていたぐらいで、男性のものでした。それが、時代が大いに進んだ現代、ヨガは世界中で女性のほうがやっている人が多くなっています。それでも、やっぱり男性にとっても、とてもいい効果をもたらすものなのです。
そこで、今回は、男性もヨガをするべき4つの理由を紹介します。彼氏やご主人、会社の同僚や先輩、後輩に、「ヨガってどうなの?」って聞かれた時、男性もやりたくなるような有効な理由を伝えましょう。そして、次のスタジオでのレッスンは、ぜひ同行してね。
男性もヨガをするべき4つの理由
01. 自信がつく
ヨガは体が柔らかい人がするのではなく、ヨガを続けていると柔らかくなるのです。それに、ヨガは自分を内観することが必要なので、ヨガを始めたころは、体が硬いほうがむしろいいぐらい。自分の体のここが痛い、ここが動かない、ここは意外になめらかといった観察がしやすいからです。そして続けていると、体が軟らかくなる上に、筋力もつき、今までできなかったポーズができるようになります。それはつまり、自分自身が課題をクリアした証拠。これが日常に落とし込めれば、できないと思っていることもできるんだ!という自信につながるのです。
02. 集中力がつく
ヨガのポーズは注意力が散漫だと、そもそもできません。簡単そうに見えて、体の使い方を丁寧に見ていかないと、結局ポーズが整わなくて、ポーズを取ることで得られる心身への効能が得られないばかりか、ただ筋肉痛になるだけ。一心不乱にポーズを作ることを考え、始終「吸って〜吐いて〜」と言われることから、呼吸への意識が強まります。つまり、いつも体の動きや呼吸に集中していることになります。これがクセになると、日常でも集中モードに入りやすくなるのです。
03. バランス力がつく
初心者でもやることが多い、片足を上げて立つ「木のポーズ」や、前腕だけで全身を支える高度な「アームバランス」系のポーズなどまで、バランスのポーズとくくられるポーズがヨガにはあります。またバランスのポーズの種類にはならなくても、ヨガのポーズは、前後の体重のかけ方や、重心の置き所など、バランスを考えないとまともに立っていられないケースが少なくありません。そしてバランスのポーズを制するのは、筋肉の力ではなく、心が安定しているかということ。だから、どんな所でもバランスのポーズができるようになるというのは、精神的に大きく安定し、バランスが取れているということ。シンプルな「木のポーズ」が、人生の要を担っているのです。
04. 地に足が着く
女性から見て、ついていきたいと思わせる男性のタイプで「安定感」は、ランクが高いのではないでしょうか。どっしりと落ち着いていて、熟慮した発言をし、そわそわふわふわせずに、相手を安心させる雰囲気を持っている。言い方を変えると、それは「地に足が着いている」ことかもしれません。ヨガのポーズは、まず下半身など土台から形を整え、しっかりと安定させてから、その上にリラックスして開放感のある上半身の動きをのせていきます。ポーズの理想は「安定して快適であること」なので、土台の安定感はとても大事なのです。こうした意識で練習を続けていると、しっかりと足の裏でヨガマットを踏み締めることの大切さが、実感できるようになります。それを仕事の時に、ふと思い出すことで、浮わついた不安定さを回避し、落ち着いた人になっていけるはずです。
今回は、最近話題の瞑想についてはあえて触れずに、体を動かして爽快になれるポーズから得られることを挙げてみました。これらは女性もみんな感じているところ。だから、自分の言葉で話してみてください。男性もきっと興味を引かれるはず!
ライター:大嶋朋子/『Yogini』『YOLO』の他、多くのトレーニング本や、女性の心と体を豊かにする書籍の編集に携わる。日々、女性の心と体について知識を深めている
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