【もしも、が起こったら】大事なペットのストレスケア方法
YOLO 編集部
- 2017年08月25日
大事なペットと震災にあったら?飼い主との触れ合いが鍵
もうすぐ防災の日(9月1日)。この日、避難訓練が行われる自治体も多いですが、最近はペットと一緒の避難の練習も増えてきました。あなたの家では、ペットとの避難をシミュレーションしたことがありますか?
震災時、家族の一員であるペットと一緒に避難することがあるかもしれません。たくさんの人や動物が集まる避難所に滞在することになったら、慣れない環境にさらされて、ペットも疲れてしまいます。動物はとても我慢強いので、自身の受けた衝撃をストレスとして残したまま、心身を解放させられず緊張しています。緊張を持ち続けていると、それだけで病気を引き起こすことも。体に触ってあげることで安心させ、ペットの心身をリラックスさせてあげましょう。
その時大切なのは、飼い主がリラックスしていること。飼い主が緊張していると、ペットはその雰囲気を敏感に察知してしまいます。飼い主自身が緩んだ状態で触ってあげれば、ペットもとろんと緩んでくれます。緊張しているペットには優しく触ってあげましょう。
犬におすすめの触れ方
1. 頭へ優しく
最初にペットがうれしいところを触ってあげてから、頭を優しくなでてあげます。
2. 顔、耳、ほお
額やほっぺた(マズル)、鼻のまわり、耳のつけ根などを、手を柔らかく回すようになでます。
3. 背中
手のひらを広げて指の力を抜き、ふわりと置いた手で、軽く皮膚を動かすようにマッサージします。
4. 首〜胸
この先はすべて3の手つきで触ります。首から胸へかけてゆっくりとほぐしながら、手を移動。
5. 足のつけ根
胸から前足のつけ根へ手を移動させていきます。急がずにリラックスしてね、という気持ちで。
6. お腹など
前足からお腹のほうへ。横腹から全体を優しい手つきで触ってあげましょう。
7. 後ろ足
お腹をゆっくりと触ったら後ろ足へ。つけ根から太モモのあたりを移動していき、優しく触ります。
8. シッポとそのつけ根
犬はシッポを振るので、シッポは意外に疲れています。軽く握るように圧をかけます。
9. 足をなで下ろす
最後に足を足先までなで下ろします。体にまとっていた緊張を外に流していくイメージです。
非常時だけでなく、普段から触れ合って、人間もペットもリラックスした時間を持ちたいものですね!
ライター:幸 雅子
出典:『ママのための防災ハンドブック』
監修:国崎信江(危機管理アドバイザー、危機管理教育研究所代表)
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