透明な美肌のためにする、たった一つのこと 【理学療法士が教える美トレ】〜美肌編〜
YOLO 編集部
- 2020年07月31日
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肌細胞をメイクアップせよ!
本当の輝きのある生き方は、素肌でわかってしまいます。
あながた目指してる美女子ってどんな女子でしょうか?
1.メイクが上手な顔面美人さん
2.ボディラインの整ったボディビューティさん
3.自分らしさを探してるハートきれいさん
悩んでいたらダメなのです。人生は一度きり!あなたらしくすべてを欲張っていきましょ〜。メイクアップも、体のラインも、きれいな心も欲張って手に入れていきましょ!それがYOLO(You Only Live Once)が目指す次世代美女子!
理学療法士の私はメイクや心の専門家ではありません。でも、治療やセッションをする時に、肌の環境変化が激しい人は、いつも要注意。必ず何かのトラブルを抱えています。
肌トラブルを抱えている人は、人間において大切な「栄養・運動・睡眠」のバランスが乱れています。つまり生活習慣の乱れ。そんな人は自律神経も乱れてる傾向が強いものです。大切なのは、では、どうしたらいいか?です。
肌トラブルはどこから?
ここからは恒例のセルフチェックです。当てはまるものをチェックしてください。
・便秘傾向
・生理痛がひどい
・腰痛がある
・肩コリがある
・冷え性だ
・仕事に疲れている
・人間関係の悩みがある
・睡眠時間とリズムが不規則
・外食が多い
どうですか?実はこれらは全部、蠕動(ぜんどう)運動の働きを乱す原因になるんです!
*もちろん、もっといろいろな可能性もあります。内服による副作用が、蠕動運動を抑制している可能性もあるので、気になる人はかかりつけ医や薬局に相談してみてもいいでしょう。
蠕動運動とは、ウンチを押し出すための腸の運動のこと。ウンチはカラダにとっては老廃物。そのいらないモノがとどまっていると、有害物質やガスが発生しやすくなります。それらは、排泄されないと違う出口を探すことに。「腸壁→血管→全身→汗や皮脂と一緒に体の外へ」。その違う出口が皮膚なのです。確かに体調が悪い時の汗は、何だか臭いが強くなりますよね。
*ウンチが皮膚から出るという話ではありません。
皮膚は、たまった汚れを日々掃除もしています。それが肌の代謝。そこに加えて、腸の中の有害物質の排出も手伝ったら、パンクしてしまうので、肌の浄化までは間に合わない。それが肌荒れの原因になるのです。
美肌のための究極の美トレはたった一つ!
『お腹をひねって、トコトン腸をきれいに!』
やることは一つだけ。お腹をひねることだけなんです!
1.恥骨からウォーキング(腸腰筋による腸マッサージ)
・背筋を伸ばして、腕を振って足を上げて歩く
・お尻の尾骨を体の内側丸め込むように意識しながら、ヒザを上げて歩く
2.お尻歩き(腹筋+背筋による腸マッサージ)
・床に長座。
・1〜2mを目安にお尻で歩く
*腕を振って、ヒザを曲げて、前に後ろに
3.椅子に座って、ウエストをツイストストレッチ(腹斜筋群による腸マッサージ)
・右(左)にツイストしたら、その姿勢のまま、右(左)脇腹を伸ばしたり縮めたり
・ツイストを解いて、お腹全体で呼吸。反対側も
*お腹は、息を吐くとへこみ、息を吸うと膨らむように
4.おしっこを我慢して、ウンチをするように腹式呼吸(骨盤底筋群による腸マッサージ)
*腹式呼吸を意識する
・息を吸う:へそをできるだけ前に突き出しながら、尿道と肛門を開くように
・息を吐く:へそをできるだけへこませながら、尿道は閉めて肛門は緩めたままで
5.肋骨を下に閉じるように胸式呼吸(横隔膜による腸マッサージ)
*胸式呼吸を意識する
・息を吸う:できるだけ肋骨を上に下に、前に後ろに大きく開く
・息を吐く:できるだけ肋骨を下に下に、小さく閉じる
私達、理学療法士の視点から言えば、この美トレをすれば、日々の生活が丸ごと美しくなるための運動に変わるもの。生命力のある人間は内臓が強い。つまり体の老廃物の排出能力が高いということ。内臓がきれいな人は肌もきれいっ!きれいは内側からにじみ出るということなのです。ぜひ試してみてくださいね。
ライター:町田光明(理学療法士・ヨガ講師・健康運動指導士・介護予防運動指導員。芸能人からトップアスリート、障害者(児)まで全国で指導)
写真:istockphoto
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