お正月を前に「七福神」をおさらい。 来年はどこをお参りする?
YOLO 編集部
- 2017年12月16日
いろいろな国の神様が一つの船に
八百萬の神様がいるのが日本。100年だった調度品はつくも神に昇格するというのも、日本の考え方。日本はあちこちに神様がいる有り難い国ですが、お正月はそんな神様達と一年で一番お近づきになった気になる時。今年こそ七福神巡りをするために、7柱の神様のこと紹介します!
恵比寿天
えびすてん。実は、7柱の中で唯一の日本の神様です。古事記に登場するイザナギとイザナミから生まれましたが、成長しなかったので海に流されたとされています(古事記は宇宙の創成期の話を書いている本で、宇宙のできてくる過程を擬人化しているだけですが)。そして、漂着した先で、手厚く祭られたのが信仰の始まり。恵比寿様は商売繁盛の神様で、漁業の神様でもあります。
大黒天
だいこくてん。大自在天(シヴァ神)の化身とも言われ、出雲大社に祭られる大国主命と神仏習合して生まれた神様。人々に福徳を授けるために、この世に現れました。もともと農業の神様ですが、開運の神様でもあります。
毘沙門天
びしゃもんてん。別名は多聞天。四天王の一仏で、神様というよりは仏様。武将の姿が印象的ですよね。財福、無病息災、商売繁盛、勝負事の守り本尊など、時代によっていろいろ祭られてきました。今は、融通招福の神様として七福神の乗組員に。
弁財天
べんざいてん。唯一の女神。インドではサラスワティ。音楽の神、財宝・芸術の神様として知られています。全国で弁天島、弁天池、銭洗弁天などがあり、弁財天の湧き水でお金を洗うと何倍にもなって還ってくるなど、熱い民間信仰があります。
福禄寿
ふくろくじゅ。幸福の福、身分を表す禄、寿命を表す寿の三つの文字からできた名前が、まさに幸せを呼んでくれそうです。中国の道教出身の長寿の神様。徳を招いて、人望を得られるようになるとされています。
寿老人
じゅろうじん。星の化身で、うちわや桃を持っていて、うちわで難を払い、桃は長寿の印。従えている鹿は、長寿の象徴。名前の通り、長く幸せに行きたい人は、寿老人にお参りを。ご両親のために手を合わせるのもいいかも。
布袋尊
ほていそん。弥勒菩薩の化身。いつも笑顔で人々に接し、大きな袋にはいっぱいの宝物が。そして、これを信仰の篤い人に与えているのです。まるでサンタクロース!笑福来福、夫婦円満、子宝の神様。
いかがでしたか?七福神という名前はよく聞きますが、それぞれの神様のこと、ちゃんと知らなかったですよね。このお正月はどや顔してみる?
ライター:YOLO編集部
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