スパイスは大量買いに注意!あなたの料理に利くスパイスガイド
YOLO 編集部
- 2018年08月24日
“気分で”大量買いはNG!スパイスは鮮度が命
最近は使用レシピも増え、スーパーの棚にもスパイスが種類豊富に並んでいます。食に気を使うようになって、味つけが繊細になると、スパイスを使うのがますます楽しくなってきますよね。
数多くあるスパイス購入のポイントは「どれだけ使うか」です。きれいな瓶を並べたいからと大量に購入してしまうと使い切れず、保管している期間が長引くばかりになってしまいます。パッケージを開ければ酸化することを肝に命じ、少量だけ購入し、きちんと保管しましょう。
選ぶ時は必ず成分表示を確認
選ぶ時のポイントは品質。なるべく無農薬のもので、香料が使われていないかどうかをチェックします。香料が添加されていたり、加工品では、もはや別物と考えていいでしょう。
●主なスパイスの種類
【ターメリック】
日本ではウコンと呼ばれる。鮮やかな黄色でカレーの着色スパイスとして有名。消化作用や新陳代謝の促進、体質改善や皮膚病改善にも。
【カルダモン】
チャイの香りづけ。料理や飲み物によく使われるが、薬っぽい香りなので調整を。疲労回復、調整作用、体を冷ます、油分を除くなどの効果あり。
【シナモン】
40度前後で最も香りが立つ、世界最古のスパイスの一つ。ニッキや桂皮とも呼ばれる。パウダーやスティックとして用いられる。殺菌効果あり。
【クローブ】
殺菌・消毒効果があり、口臭を消すことでも知られる。胃腸の働きを高める。肉料理などに使われる。丁子とも呼ばれ、生薬としても活躍。
【コリアンダー】
最近人気のパクチーはこの別名。独特の風味があり、好き嫌いが分かれる。カロチンやビタミンが豊富で、胃の働きを促進、新陳代謝を高める。
【クミン】
インド料理には欠かせないスパイスで、ガラムマサラなどにも入っている。消化促進、健胃、解毒などに効き、下痢や腹痛の時にはホールのまま料理に入れる。
【フェンネル】
食用、薬用、化粧品に古くから用いられている。消化促進、消臭、解毒作用がある。下痢や腹痛に効く。生薬ではういきょうと呼ばれる。
【セージ】
英国では「長生きしたければ5月にセージを食べなさい」と言われるほど万能。抗菌、抗ウイルス、制汗作用、月経過多などにもいい。
【レモングラス】
トムヤムクンなどタイ料理でよく用いられている。食べすぎの胃もたれ、胃の不調や発熱にいい。疲労回復効果も高いのでハーブティーなどで楽しみたい。
【ガラムマサラ】
主にインドでよく使われるミックススパイス。配合はおふくろの味のように、家庭ごとに異なる。香りをつけることを目的に用いられる。
ライター:幸雅子
出典:『ヨガと食事』/「食の基本についておさらい」
監修:村瀬政典/株式会社がいあプロジェクト「GAIA代々木上原店」店長。まったく異なる業界から転職し、約6年前に店長に。以前の経験と、身を以って知ったオーガニック食材の素晴らしさの両方の見地から、安全・安心、そして頑張りすぎない食材の選び方を提案する。
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