知ってた?ニンニクを加熱してできる「アホエン」がスゴイ!
YOLO 編集部
- 2018年09月19日
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ニンニクの香りは料理方法によって変化する!
ガーリックステーキの食欲をそそる香り、ラーメンに入れるおろしニンニクは刺激のある香り、煮込んだニンニクはあまり香りがしないかも…。思い出してみれば、料理によって香りが変化していますね。
実はニンニクの香り成分は、丸ごと生の状態と切ったり刻んだり、すりおろした時の状態、さらに加熱では油で揚げるなどの高温調理と、100℃以下で煮た時では違う成分になっています。それに伴って作用も変化しているんです。
「アホエン」の強力な抗酸化作用がスゴイ!
最大の特徴はアホエンという香り成分。アホエンは生の状態では存在しませんが、100℃以下で加熱するとアリシンから生まれます。このアホエンが持つパワーがスゴイんです!
強力な抗酸化力を持つ他、血小板の凝集を抑制することで血栓を予防、血液をサラサラにする働きも。また、臭いが弱く刺激がほとんどないため、胃にも優しいのもうれしいです。
煮込んで食べれば冷え解消にも◎
油で高温調理するとアホエンはできません。つまり、アホエンの効果を得るなら、炒め物や揚げ物より、コトコト煮込んだメニューがオススメです。緑黄色野菜と一緒に摂れば、抗酸化作用がさらにアップし、血流が促されて冷え改善に力を発揮します。
食べすぎ飲みすぎ、肉食、ストレス、睡眠不足で血液がドロドロになっていないかとヒヤヒヤしているアナタ。コトコト煮込んだアホエンたっぷりのホクホクニンニクで、カラダをケアしませんか?
出典:『しょうが、にんにく、とうがらしの本』
ライター:藤岡操
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