オシャレなだけじゃない!スプラウトは隠れスーパーフード!
YOLO 編集部
- 2018年09月20日
最近、カフェのメニューやオーガニック系のレストランでもよく見かけるようになったのが、スプラウト。カラーもオシャレでインスタ映え間違いなしですが、見た目だけではなく、栄養成分もとても優れています。
スプラウトとは、発芽したばかりの新芽のこと。おなじみのカイワレダイコンはその代表です。スプラウトは、成長のために備わったパワーと、自分で合成した栄養をどんどん蓄えている状態なので、ひ弱そうに見えて、とてもパワフル!
特に注目すべきが、ブロッコリースプラウトなどに含まれるスルフォラファンという成分です。抗酸化、解毒作用を中心に、花粉症や二日酔いの軽減、ピロリ菌の抑制も期待できる、優れものなんです。
まずは、スプラウトの主な栄養成分と、その働きをチェックしましょう。
スプラウトの主な栄養成分と働き
β-カロテン ⇒美肌、免疫力U P
ビタミンC ⇒免疫力U P 、抗酸化作用、美肌
スルフォラファン⇒抗酸化作用、有害物質の解毒促進
ビタミンE⇒老化予防、心臓や脳の健康維持
主なスプラウトのパワーをチェック!
カイワレダイコン(左)
平安時代から食べられていたという日本古来のスプラウト。ビタミン、ミネラル、消化を助ける酵素も多く含まれています。
マスタードスプラウト(真ん中)
その名の通りマスタードの新芽で、ピリッとした辛子の風味が特徴。鉄やカリウムなどのミネラルも含まれています。
赤ラディッシュの新芽(右)
ピリッとした辛味がある。特に葉酸が豊富なので、貧血対策、妊娠中、運動をする人の栄養強化におすすめです。
レッドキャベツスプラウト(左)
軸の美しい紫色が印象的ですが、クセがなく食べやすいのが特徴。胃粘膜の修復に働くビタミンU、造血に欠かせない葉酸を含みます。
ブロッコリースプラウト(真ん中)
成熟したブロッコリーの、数倍~20倍ものスルフォラファンを含む商品もあります。辛味がなくマイルド。
クレススプラウト(右)
ワサビに似た辛さで、和食にも合わせやすい粋な味。美肌作りを助けるβ-カロテン、ビタミンC、Eなどが豊富に含まれます。
スプラウトは根元を落とすだけですぐに食べられるので、とても手軽。サラダやマリネのトッピングはもちろん、メインディッシュに添えたり、スプラウトをメインにサラダを作っちゃうのもあり!普段の健康管理はもちろん、おもてなしメニューにもぴったりです。
出典:『今さら聞けない食材の基本』
ライター:藤岡操
- Brand :
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