一生大切にしたい出会いと愛が詰まってる!「YOLO CAMP in 奄美大島」ツアーレポート【1】
YOLO 編集部
- 2018年12月06日
心を開放し、人生を噛みしめる「余白」が生まれるTAMAOさんのリトリートツアー
上の写真は、ツアー最終日の朝、手広(てびろ)海岸でのヨガが終わった時のもの。講師のTAMAOさんを中心に、家族のようにみんなで肩を組んで、今、最高に充実していることが伝わってくる、ハッピーオーラあふれる1枚。
もしかしたら、この1枚に今回のリトリートツアーのすべてが詰まっているのかもしれません。奄美大島の美しい自然、TAMAOさんの愛情や優しさ、参加者の女性達の素直な心と笑顔…。幸せで満たされるって、こういうこと!と思わずにはいられないこの瞬間は、まさにツアーのクライマックスでした。
しかし3日前の彼女たちは、ほぼ全員が初対面。年齢も住むところもバラバラの参加者17人が、たった2泊3日でこれほどまでに心を通わせたリトリートツアーとは、いったいどんなものだったのでしょう?ツアーを振り返りながら、TAMAOさんが描くリトリートの真の魅力をお伝えします。
DAY:1 11月9日(金)
今回のツアーで宿泊場所となった「ペンション グリーンヒル」は、島のサーフスポットでもある手広海岸まで徒歩3分という絶好のロケーション。まずは美しいビーチでのサンセットヨガから、リトリートツアーがスタートしました。
「今日島に来た人がほとんどだから、ストレッチしながら体をほぐして、リラックスできるヨガをしましょう」とTAMAOさん。耳に届くのは静かに打ち寄せる波の音と、優しいTAMAOさんの声だけ。こんな非日常に、一瞬のうちに連れていかれてしまった17人の女性達は、本当に心地よさそうにヨガを楽しんでいました。じっくり1時間ほどヨガで体を動かした後は、ウェルカムディナーが待っています。
食堂に集合すると、TAMAOさんのリクエストだという鶏飯(けいはん)をはじめ、豚みそ、地魚の唐揚げなど、奄美の郷土料理がズラリと並ぶ豪華な夕食が!全員で食卓を囲み、「かんぱ~い!いただきま~す!」と声をそろえると、「なんだか合宿みたい!」と、参加者の皆さんも昔を思い出したみたいで楽しそう♪
夕食後は、TAMAOさんの呼びかけでちょっとしたワークショップが行われました。自己紹介ならぬ、他己紹介。向かい合ったメンバーで二人一組になり、
1.リトリートツアーに参加した理由
2.今回のツアーで達成したいことや目的
この二つをお互い5分で話し、その後、全員に相手のことを紹介するというもの。
自己紹介ならいままで何度もしてきたことがあるけれど、今日知り合った人を紹介するのはちょっと工夫がいる作業。
5分の制限時間も意外と短い!みんなの集中力がぐっとあがり、場の温度感も上昇していきます。こうして、二つの事柄について聞き出すことや、制限時間といったちょっとした枠を作るのは、TAMAOさんの魔法の一つ。
失恋をして、それを乗り越えたくてツアーに参加した人、ヨガのインストラクターとして、TAMAOさんのリトリートから何かを学びたいという人、友達に誘われて来た人…。ここに集まった理由や目的は、みんなバラバラ。そんなお互いが抱える事情をオープンにして受容し合う他己紹介という作業を経て、みんなの中には小さな絆が生まれていたのかもしれません。
TAMAOさんが最後に、こんなことを話してくれました。
「このリトリートを始める前に、“コップの水”を全部流して欲しいんです。きっとみんなのコップは、今いっぱいいっぱい水が入っている状態じゃないですか?!そこに溜まっている古い水(固定概念や執着)、自分が手放せないもの、捨てたいもの、そして良いと思って抱えているものでさえ、手放す勇気を持って解放しましょう!コップに新しい水が入るスペースを作れたら、自然と新しい気付きや学びが蓄えられます。新鮮な水は、自分らしく変化していく様を楽しめるはずです」。
コップの水をこぼす。いまこれを読んでくれているアナタのコップには、水がどれぐらい入っていますか?捨てられるものはありますか?そもそも、こういうことをいままで考えたことがありますか?TAMAOさんのリトリートとは、そんな気づきの連続。
TAMAOさんと行く気づきの旅は、まだはじまったばかりです。
Part2【12月7日更新】へつづく
撮影:依田裕章
ライター:酒井あやこ
- Brand :
- YOLO
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