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ハワイで走ってよかった!達成した喜びと感動が何倍にも膨らむ!JALホノルルマラソン2018レポート【後編】

1万5千人以上の日本人が参加するというJALホノルルマラソンは、完走率98%以上、制限時間なしという、マラソン初心者に優しいレースとしても人気。YOLOでは、走ることを愛するすべてのランナーを応援するJALホノルルマラソン2018の様子をレポート!ハワイでフルマラソンに挑戦する魅力についてご紹介した前編(https://yolo.style/pr/hm_ei190111/)に続いて、後編では、大会当日の模様をお届けします!

夜明け前の朝5時。盛大な花火に見送られるようにマラソンがスタート!

JALホノルルマラソンのスタート時刻は、午前5時。早ければ3時頃から、スタート地点のアラモアナ公園周辺には続々とランナー達が集まってきます。4時過ぎにはMCやDJが会場を盛り上げ、ランナー達の熱気もぐっとあがります。いよいよはじまる…!そんな期待と不安が混ざり合う独特の高揚感に包まれ、取材班も4時半にスタートエリアに到着。今回初マラソンに挑戦する柿木(かきのき)理沙・アミナ姉妹も万全の状態でスタンバイしています。

「昨日はぐっすり眠れました。コンディションがとてもいいので早く走りたい!」と、引き締まったいい表情を見せてくれたのは、姉の理紗さん(写真右)。妹のアミナさんも、理紗さんと一緒に走る安心感があるのか、リラックスした表情でレース前の雰囲気を楽しんでいる様子。スタート前には木村カエラさん(写真中央)ともエールを送り合い、5時の号砲に備えます。

さぁ、いよいよ5時!

スタートガンの号砲とともにいっせいに花火が打ち上がり、まるでお祭りのような雰囲気の中、柿木姉妹のマラソンチャレンジもスタートしました。

二人の目標は「まずは完走!」「二人で走りきる」こと。並走して談笑もしながら、序盤はゆっくりペースで進んでいきます。

アラモアナ公園を離れると、コースはダウンタウンへ向かいます。このあたりはクリスマスイルミネーションが美しく、レース当日はランナーのために早朝から点灯されているのだそう。夜明け前の静かな市街地に次々と現れるイルミネーションは、夜闇に輝いてとってもキレイ!記念撮影するランナーも多数いて、コース上には笑い声も飛び交います。序盤のうちは、そんなハワイのローカルな横顔を楽しみながら、柿木姉妹も順調そうに走っていきます。(下写真はアラモアナショッピングセンター前にて撮影)

ワイキキのメインストリート・カラカウア通りを抜け、ダイヤモンドヘッドに近づき、10km地点に差しかかる頃、少しずつ夜が明けてきます。朝になれば暑さとの闘いがはじまります。でも、そんな心配を忘れてしまうかのような絶景が、ダイヤモンドヘッドの緩やかな坂道を上ると目の前に広がっていたのです。朝陽に染まった海と空はオレンジ色に輝き、どこまでも静かで、心が洗われるような美しさを湛えています。こんな瞬間に出会えるのも、ランナーだからこそ。朝陽に後押しされるように、柿木姉妹もまだまだ元気に快走を続けます。

(取材スタッフによる撮影)

強風でランナーを悩ませたハイウェイでは、明るく温かい声援がランナーを元気づける

コースが中盤に差し掛かる17kmあたりからは、往復14kmにもおよぶハイウェイが待っています。ホノルルマラソンのクライマックスが40km付近のダイヤモンドヘッドなら、このハイウェイは難所と言えるポイントかもしれません。この日は気温は高くないものの向かい風が強く、見通しのいいハイウェイの眺めはやや単調でもあり、ランナーを精神的に苦しめます。

そんなタフな状況でランナーに力をくれるのは、沿道の応援や時折現れるDJブース、ライブステージから聞こえてくるエネルギッシュな声援!柿木姉妹も、ハーフ(21km)を越えたあたりからペースが少し落ちてきますが、先に見える給水所まで頑張ろう!と、声をかけあったり、ファンキーなDJを見つけて一緒になってノリノリになったりと、自分たちを盛り上げて、集中力をキープ!

そしてなんと、30km過ぎからは少しずつペースアップ!序盤はかなり抑えめで入った二人は、前半戦で体力を温存し、体が動かなくなってくる後半の30~35kmも、歩いたり止まったりせず、力強くゴールへと近づいていきます。

(取材スタッフによる撮影)

伴走していた森川コーチからのアドバイスで、後半は何度かこうしてストレッチやマッサージを行いました。走ることで負担がかかっている足の甲や足の指、ふくらはぎをマッサージしたり、二人で手をつないで体を伸ばし合うと、「あ~気持ちいい~!」と、二人ともやはり疲れが体中に溜まっていたみたい。

40km過ぎに待ち構えるダイヤモンドヘッドの上り坂に備えて、固まっていた筋肉をほぐし、気持ちもリセット!さぁ、もうゴールにはすぐそこです!

30kmを過ぎるあたりから歩くランナーも増えてくる中、粘り強く走る柿木姉妹の姿は印象的でした。「せっかくフルマラソンを走るのだから、最後まで走りきるって二人で約束したんです」とは、レース後に二人から聞いた話。42kmの長旅だからこそ、そんな風に完走するためのマイルールを作るのも、マラソンを楽しむ工夫の一つですよね。

最後の山場を前に気合を入れ直す二人!

ダイヤモンドヘッドの上り坂は最後の最後に現れる最大の山場ですが、二人はまだまだ余力も気力もあってパワフルに走破。

キツイところで「ここから少し下るから大股になりすぎないように」「上りは目線を少し下げて、細かく足を運ぶ」など、タイムリーかつ的確に声をかけてくれた森川コーチのリードも、二人の力になったようです。ゴールタイムは、6時間9分!最高の笑顔でフィニッシュテープを切ることができました。

42.195kmを完走できた達成感で、最高の笑顔を見せてくれた柿木姉妹。途中ペースが落ちたり、足が痛くなってキツかった時もあったけれど、二人で力を合わせてゴールした喜びと感動は、何ものにも代えがたい思い出になるはずです。しかもレース中はどこを見渡しても美しい空と海、山々が広がり、陽気な人たちが温かい声援を送ってくれます。真っ暗な夜明け前から朝を迎え、ハワイの太陽にジリジリと照らされて走るのも、やっぱりランナーだけの特権。頑張った分だけ、そして楽しんだ分だけ、ハワイはたくさん笑ってくれる…、そんな心も体も満たされる爽快感満点の42.195kmでした。

ハワイだからこそ味わえる、明るくて陽気で、ハッピーでピースフルなマラソン。いつかはフルマラソンに挑戦したいというビギナーランナーにとっては、これほど走りやすい大会もなかなかないかもしれません。

これからマラソンチャレンジを考えているあなたにおすすめの大会「ハパルア」!

でもやっぱりフルの壁は高い…という人には、4月に開催される「ホノルルハーフマラソン・ハパルア」もオススメ。ハパルアは、ハワイ語で「半分」の意。ホノルルマラソンの魅力がハーフにぎっしりと詰まった制限時間のない大会です。今年は4月14日(日)開催なので、今からエントリーして走力アップを目指し、4月にハーフ完走、そして12月にフルマラソンチャレンジ!というプランで、1年かけてチャレンジすれば無理なく完走も目指せそう。2019年はフルマラソン完走の目標を掲げて、充実したランニングシーズンを楽しみませんか。

ホノルルハーフマラソン・ハパルアのエントリーはこちら>>
https://hapalua.honolulumarathon.jp/2019/

撮影:YASI SAKAI
ライター:酒井あやこ

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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