美腸活のカギは乳酸菌!ヨーグルト×○○で消化力をあげよう!
YOLO 編集部
- 2019年10月10日
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腸の健康が全身の健康を支えている!
食べたものは胃や腸などの消化器官を通って消化・吸収され、体に必要な栄養素が摂り入れられていますが、その消化力が弱まると、胃もたれや胸やけ、吐き気、腹痛、下痢などの症状が現れ、慢性化すると栄養不足となって老化を早め、免疫力の低下にもつながります。
では、消化力を高めるためにはどうすればいいのでしょうか? 答えは、腸内環境を整えること。
腸に良いというと、まず食物繊維があげられますが、食物繊維はもともと消化ができない成分。特に繊維質の野菜などは水に溶けない不溶性食物繊維で、消化に負担がかかるため、摂り過ぎると消化不良の原因になります。食物繊維を摂るだけではなく、発酵食品に含まれる菌の力で腸の善玉菌を活性化し、悪玉菌を増やさないようにすることがポイントです。
ヨーグルト、納豆、ぬか漬け、味噌のほか、米麹で作られる甘酒など、発酵食品を毎日の食事に取り入れる「腸活」をはじめましょう。また、消化の大敵「冷え」にも要注意。冷たいものは控え、ストレッチやマッサージなどで血行をよくし、体を温めることが大切です。
ヨーグルトはタンパク質の消化を助ける
牛乳を乳酸菌などで発酵させたヨーグルトには、牛乳のタンパク質、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB1、B2が豊富に含まれています。牛乳のタンパク質は多くのアミノ酸がバランスよく含まれ、消化もよいのが特徴。また、吸収率の高いカルシウムが多く、1カップで1日の必要量の約1/4が摂取できます。乳酸菌はタンパク質の消化を助け、胃腸の働きを活発にする作用があります。
ヨーグルトと一緒に摂りたい食材
ビタミンとエネルギーを素早く補給するバナナ
バナナは消化がよく、抗酸化作用のあるβ-カロテン、ビタミンC、タンパク質の再合成に不可欠なビタミンB6などをバランスよく含みます。
リンゴのペクチンが胃腸の調子を整える
リンゴに多く含まれる水溶性食物繊維の一種ペクチンに、便の水分量を調整する働きがあり、便秘にも下痢にもよいといわれます。
セロリの独特の香りにはストレス解消、精神安定効果
古代ギリシャ・ローマ時代には整腸剤、強壮剤として用いられた野菜。ビタミンCや葉酸、止血効果のあるビタミンKが豊富。食物繊維は少なめ。
アサツキのビタミンB6が胃腸の粘膜を修復
ユリ科の野菜。ねぎの仲間で似たような独特の臭いがあります。タンパク質の分解や再合成に関わり、皮膚の抵抗力を高めるビタミンB6が豊富。
出典:『老けない食事術 改訂版』
監修・解説:廣田孝子
ライター:YOLO編集部
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