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ヨガの効果で私たちの身体にはどんな変化が訪れるの?

ヨガをすると私達の心と体には何が起きる?

ヨガをしている人って、なんだか幸せそう。そう感じたことはありませんか?実はヨガの効果は、はかりしれないほどたくさんあります。目に見える部分だけではなく、心やライフスタイルにまでよい変化が訪れ、ヨガをする前には戻れなくなるかも?具体的な効果をご紹介。

そもそもヨガとは?

ヨガが何かと聞かれた時に、ひと言では説明できないのが正直なところ。ヨガという言葉はもともと、サンスクリット語で「つながる」、「コントロールする」という意味の「yuj」からきています。ヨガをすることで、離れている何かと何かがつながること。それは、無意識にただ行っていた呼吸だったり、常に過去や未来を考えているマインドを、今ココとつなげることだったり、その解釈はさまざま。

つまり、ヨガ=ポーズではないのです。もちろんポーズを取ることも、大きなヨガの柱の一つ。でも、それがすべてではありません。体を整え、呼吸を整え、そして心を整えるのがヨガ。つまり、続ければ続けるほどに体のみならず、精神面やライフスタイル、生き方にも変化が訪れていくのがヨガの懐の深さです。

どんどん調和していく

では具体的にどんな変化が訪れるのでしょうか。体、心、ライフスタイルと順を追って説明していきますが、その変化の共通点は、崩れていたバランスが整っていき調和が取れていくということ。乱れていたものが整い、不安定だったものが安定していきます。

例えば、「体」、「心」、「魂」。生きとし生けるものはみんなこの三つを持っているけれど、私達は無意識に心が喜ぶものを理性でフタをしたり、心を無くすほど忙しく生活していたりしますよね。ヨガを行っていくと、自分の内側で起きていることに対して、とても繊細になっていきます。そして本来あるべき姿に近づいていき、徐々にこの三つの調和が取れていく、ということです。

体の変化

一番わかりやすいのは、やはり体の変化でしょう。ヨガのポーズを継続的に行っていくとどんどん健康になっていくと言われていますが、これにはきちんとした医学的根拠もあるのです。

まずは滞っていた血流が改善されます。偏った体の使い方をしている現代人は、体のあちこちがかたまって巡りの悪い体になっています。その滞りにより、肩コリや腰痛、頭痛など、さまざまな体の不調が起きているのです。ヨガのポーズを行うことで眠っていた筋肉を目覚めさせ、関節の可動域が広がっていくことで、隅々まで酸素が行き届き血流が改善されていきます。血液や気の巡りがよくなると、顔色が明るくなったり体本来の働きがスムーズに行われるようになっていきます。

もう一つは自律神経の調整です。本来私達の体は、活動している時に交感神経が働いて筋肉が緊張し、リラックスすると副交感神経の働きで緩むことを繰り返しています。しかし、ストレスの多い仕事や長時間勤務を続けていると、常に交感神経優位の戦闘モードに。体を緩めることができなくなり、不眠や寝つきが悪くなってしまうのです。ヨガのポーズで有酸素運動を行うと、交感神経が優位になった後に、最後のお休みのポーズで一気に副交感神経が優位になります。これにより自律神経の働きがリセットされるのです。

心の変化

ひと言に集約すると、それは「安定」。ヨガはただ体を動かすだけではなく、自分の呼吸に意識を向け、浅くなった呼吸を深くしていく作業でもあります。この呼吸は自律神経と密接に関係していて、呼吸が深く一定になると副交感神経が優位になっていきます。言うまでもなく心も体もリラックスし、ものごとに対して冷静に判断することができるようになります。自分に対する過剰な期待や批判を手放し、相手に対しても思いやりを持って接することができるようになるでしょう。

心に余裕ができると、自分の外側で起きることに対して、影響を受けることが少なくなります。感情に振り回されることが減り、穏やかな気持ちで毎日過ごすことができるようになります。自分にも他人に対しても優しくなることができ、人間関係がうまくいくように。ものごとがスムーズに運ぶようになると、毎日笑顔で過ごせて人生が充実するという最高のスパイラルが生まれてくるでしょう!

ライフスタイルの変化

ヨガが生活の一部になると、まず時間の使い方が変化します。朝にヨガをするようになれば朝型の生活になり、夜仕事帰りに行うのであればダラダラ残業することがなくなりますね。仕事と日常の間にヨガという非日常が組み込まれ、その日その日のストレスをうまく解消しながら気持ちを切り替えられるようになるので、ストレスにむしばまれるようなことがなくなり、必然的に病気になりづらくなります。

また、ポーズを行う時には意識を内側に向け続けます。ポーズごとに自分の体で今何が起きているのかや、その時の呼吸の状態を観察していくことで集中力が養われていきます。その集中力は日常でも発揮されていくでしょう。仕事のパフォーマンスが上がったり、休日に誰かと過ごす時には、その人と共有する時間を思いっ切り楽しむことができるようになります。

年代別・期待できる効果

ヨガに流派がたくさんあるように、年代や性別などにその人にとって必要なヨガは変わってきます。最近では、キッズヨガやシニアヨガなどが増えています。

集中力の続かない子供達にとっては、ヨガをすると体が丈夫になるのはもちろんのこと、感情のコントロールも大きな利点の一つ。思い通りにならない状況に対して感情を爆発させるのではなく、冷静に世界を見る心が養われていくのは、スポーツとはまた違うヨガならではのことですね。

一方シニア世代にも、ヨガは大きな利益をもたらします。バランスポーズや負荷の高いポーズはできなくても、イスや壁を使ったりすれば無理なく行うことができます。自分と向き合いながらゆったり行えば、リハビリにも最適。呼吸法や瞑想も行えば、心のメンテナンスにもひと役買ってくれます。

初心者でもトライできるオススメヨガポーズ

 

ではさっそくヨガポーズに挑戦してみましょう!ここで紹介するのは、初心者の方でも簡単に行える三つのポーズ。インストラクションに沿って、深い呼吸を意識しながら行いましょう。負荷がキツすぎて呼吸が止まってしまうようであれば、緩めてくださいね。大切なのは、自分が気持ちいいと思える範囲で行うことです。あとは楽しむだけ。

月のポーズ

1. 脚をそろえてまっすぐに立ち、胸の前で合唱。肩はリラックスして、反り腰にならないようにする。
2. 息を吸いながら合掌した手をまっすぐ上に伸ばす。この時も肩に力が入らないように注意。
3. 吐きながら骨盤を左へ突き出し、体を右へ倒していく。目線は斜め上方向にし、何回か呼吸を繰り返す。
4. 吸いながら真ん中へ戻り、吐きながら今度は反対方向へ。自然に呼吸を何回か繰り返す。
5. 吸いながら真ん中へ戻ったら、吐きながら合掌した手を胸の前に戻す。

椅子のポーズ

1. 脚をそろえて気をつけの姿勢で立つ。
2. 息を吸いながら両腕を横から回し上げ、頭上に持っていく。
3. 息を吐きながらヒザを曲げ、お尻を床に近づけていく。空気椅子の状態。
4. 吸いながらヒザを伸ばす。
5. 吐きながら両手を体側に戻す。

ガス抜きのポーズ

1. 仰向けになり、軽くヒザを曲げる。
2. 両手でヒザを持ち、吐く息でヒザを胸のほうに引き寄せながらお腹を凹ませる。
3. お腹の動きをサポートするように、さらにヒザを引き寄せて、最後まで息を吐き切る。
4. 息を吸い、お腹をふくらませながらヒザを離していく。
5. 3から4の動きを6~8回繰り返す。

動きに慣れてきたら、呼吸を観察しながら行いましょう。ポーズの合間はいったん動きを止めて、ポーズの余韻を味わうのもオススメ。血液や気の流れ、呼吸や体の感覚を感じとることを続けていくと、ずっと外側に向き続けていた意識が徐々に内側にシフトしていきます。そうなれば、動きながら瞑想的な感覚も味わえるようになります。体だけでなく、感覚的な変化も楽しみながらヨガを続けてくださいね。

ライター:鈴木さおり
ヨガ哲学と出会い、自分がずっと探していた答えはここにあると確信。学びを深めるべく勤めていた会社を退職し、単身渡印。ヨガや瞑想、仏教などを学び、帰国した現在は企業向けにヨガや瞑想の指導を行い、ヨガの本質を伝えるべく日々活動中。

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YOLO 編集部

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