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【体を作る食知識】赤身肉って体に良くないの?毎朝ヨーグルトは無意味?

健康食品にも落とし穴がある?!

腸に良いと言われているけれど、実は注意が必要な食べものがあります。また、同じ食べものでも食べ方によって腸への影響が違ってくるものも。腸が嫌がる食べもの、喜ぶ食べものを対決形式で解説しましょう。

漬物・味噌などの発酵食品VSヨーグルト

ヘルシーで手軽に食べられるヨーグルトを毎朝食べている、という人は多いでしょう。

しかし、ヨーグルトに含まれる動物性乳酸菌は、その多くが胃や腸の消化液で死滅してしまいます。もしヨーグルトを食べるなら、低脂肪タイプで、腸まで生きたまま届く乳酸菌を含むヨーグルトを選ぶのをおすすめします。生きたまま腸に届いた乳酸菌は腸内で乳酸を出し、腸の中を弱酸性の環境にします。その結果、弱アルカリ性の環境を好む悪玉菌が抑えられて腸内の善玉菌が増えます。

乳酸菌をとるなら、ヨーグルトよりも漬物や味噌など植物性乳酸菌が含まれる発酵食品がおすすめです。植物性乳酸菌は、酸やアルカリ、温度変化に強く、過酷な環境条件でも生き続けるため、生きたまま腸に届きやすいのです。それだけでなく、発酵食品は野菜を発酵させた食品が多いので、食物繊維を一緒にとることもでき、低脂肪で低カロリーなのでおすすめです。

赤身肉VS白身肉

高たんぱくで低カロリー、低脂質でダイエットに良いと女性にも人気の高い赤身肉ですが、実は大腸がんのリスクを高めるとされています。米国がん研究協会(AICR)と世界がん研究基金(WCRF)による報告書では、赤身肉は食べものとしては大腸がん発生の最も高い危険因子のひとつとしています。赤身肉ががんのリスクとなる理由は主に2つあります。

一つめは、脂質、特にコレステロール値を上げる飽和脂肪酸が多いため、多く摂ると肥満などのメタボリックシンドロームを引き起こす点です。二つめが赤身肉に鉄分が多く含まれる点です。鉄分と脂質が組み合わさることで、活性酸素が多く発生しやすくなると言われています。この活性酸素は、酸素が変化してできる物質ですが、体内で活性酸素が多く発生すると、細胞や組織が酸化して損傷、老化やがんなどの原因になります。

赤身肉を食べるなら週1~2回に抑えよう

赤身肉はその名の通り赤いのですが、これはミオグロビンという色素たんぱくの色で、このミオグロビンに鉄分が含まれています。

赤色が強い肉ほど鉄分が多く含まれます。例えば、牛(もも・肩肉)の鉄量は100g中2・7mgです。反対に、鶏(ささ身肉)の鉄量は100g中0・2gです。

赤身肉はなるべく控え、1週間に1~2回程度、少量ずつ摂るぐらいがいいでしょう。また野菜には抗酸化作用のあるファイトケミカルが豊富に含まれているので、肉を食べる時は野菜を一緒に食べましょう。

出典:『自分で治す お腹の不調と肥満症
記事監修:松生恒夫(内科・胃腸科医)/1955 年東京生まれ。松生クリニック院長。医学博士。東京慈恵会医科大学卒業。同大学第三病院内科助手、松島病院大腸肛門病センター診療部長などを経て、2003 年東京都立川市に松生クリニックを開業。主要専門領域は、大腸内視鏡検査(現在までに4万件以上施行)、生活習慣病としての大腸疾患など。
ライター:YOLO編集部(サカイ)

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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