体のエネルギー工場「ミトコンドリア」を増やすには○○の状態を作る!
YOLO 編集部
- 2020年02月10日
お腹を空かせて、ミトコンドリア増量しよう
ミトコンドリアとは、細胞内にある小さな器官で、糖質や脂質、タンパク質などの栄養素と酸素を利用してエネルギーを発生する、いわば発電所のような器官です。ミトコンドリアが活性化されていれば、エネルギーの産生効率は高まり、代謝を高いレベルで維持することができます。つまり、ミトコンドリアが多ければ多いほど、エネルギーを消費できる体になれるということです。
しかし、ミトコンドリアは加齢とともに減少してしまうことがわかっています。歳を重ねるごとにスタミナがなくなった、疲れやすくなった、太りやすくなったという現象は、ミトコンドリアの減少も原因の一つと考えられます。
また、不規則な生活、喫煙、アルコールの過度な摂取など、乱れた生活習慣もミトコンドリアの減少、機能低下を引き起こす要因として知られています。
しかし、ミトコンドリアは何歳からでも増やしたり、活性化できることがわかっています。なかでも、効果的といわれているのが「空腹感」です。胃腸などの消化管が空っぽになり、空腹を感じると、ミトコンドリアを活性化する機能をもつ遺伝子にスイッチが入るといわれているのです。
ミトコンドリア増殖・活性化の効果を最大限にするポイントは、「おなかがグーッと鳴るほどの空腹を感じること」。食べ物を少しずつダラダラと食べ続けるのではなく、しっかり食べて、間食はせず、おなかがグーッと鳴るような時間帯を意識的につくるようにすれば、ミトコンドリアは活性化され、エネルギーを消費しやすい体を維持することが可能となります。
出典:『最強の体脂肪燃焼RUN』
監修:日本抗加齢医学会専門医・青木 晃
ライター:楠田圭子
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