ダイエットに効くのは入浴より○○○○○だった!
YOLO 編集部
- 2020年03月09日
ランニングで冷たい体から脱却
体温はダイエットの成否を決定するといっても過言ではありません。代謝が低い人は深部体温(体の内部の体温)が低い傾向にあります。深部体温とは、体の内部の温度です。深部体温が低くなると代謝は低下しやすいことがわかっています。代謝が低いということは、摂取したカロリーを消費しにくいということ。つまり、太りやすいということです。もちろん、冷えも悪化してしまいます。
深部体温を低下させる原因としてあげられるのは、筋肉量の減少と運動不足です。これは、運動不足による血流の滞りが原因として考えられます。
一般的に、入浴や岩盤浴、サウナが体温を上げる効果があるといわれていますが、じつはこれらは体の表層の温度を上げる効果はありますが、深部体温を上げることは難しいのです。
ただし、入浴に関しては、入浴方法を工夫すれば、ある程度の深部体温上昇効果は期待できます。具体的には、38℃程度のぬるめの湯に15分程度つかることです。すると、血流がよくなり、さらに温められた血液を全身にしっかり巡らせられることから、深部体温を上げることができます。しかし、これはあくまでも一時的なもので、時間が経つと元の体温に戻ってしまいます。
深部体温をつねに理想の状態にキープするためにおすすめなのが、ランニングです。体温を上げるためのエクササイズとして筋トレがすすめられることが多いようですが、じつはランニングのほうが心拍数が上がり、血流量を増やせることから体温上昇効果は高いのです。
もちろん、熱をつくり出す筋肉の量も維持できるという相乗効果も。活性酸素などの影響を考えると、アンチエイジング的には、1回に走る距離は5㎞程度、週に2~3回程度を走ることがおすすめです。
ちなみに、喫煙による血管収縮作用も血流の滞りを招き、深部体温を低下させることがわかっているため、適正体温の維持には、禁煙は必須ということは忘れずに!
出典:『最強の体脂肪燃焼RUN』
監修:日本抗加齢医学会専門医・青木 晃
ライター:楠田圭子
- Brand :
- YOLO
Share
Profile
フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。