花冷えのこの季節に冷えない体を作るためのヒント【リフレクソロジーは究極のアンチエイジング】
YOLO 編集部
- 2020年03月25日
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花冷えの季節の体
3月下旬から4月上旬を花冷えの季節といいます。花冷えと言われるように、桜が咲くころは意外と気温が下リます。4月の日中の寒暖差は約10℃もあることが多く、寒暖差が激しいと、自律神経が乱れ、体温調整がうまくできません。
体が冷えて体温が下がると血流が悪くなり、臓器の働きも鈍ってしまいます。体温が1℃下がると代謝が20%下がり、免疫力は30%も落ちてしまうと言われています。
朝起きた時に、こんなあなたは要注意ですよ。
・お布団の中でも体が冷たい。
・寝起きの体に触れると冷たいと感じる部位がある。
・朝起き抜けの体温が36℃に満たない。
・運動が嫌い。
・睡眠不足。
・ストレス過多。
朝起きた時から冷えていると感じるのは低体温だから。60年前の日本人の平均体温は37℃近くもあったそうです。現代だと常時微熱状態ですね。エアコン、冷蔵庫完備の現代人。冷めたい飲み物や食べ物、入浴はシャワーだけなど、体がどうしても冷えやすい生活習慣と言えます。
ちょっとしたことに気をつけよう
この花冷えの時期、体の冷えによる体調悪化を防ぐにはどうすればいいいでしょうか?使い捨てカイロで血流の多い太ももや腰を温めると、上半身も下半身も血流がよくなります。ただし、汗をかいてしまうほど温めると、汗をかいた後にかえって冷えてしまうので注意が必要です。
また、この季節の外出時は必ず温かいものを飲むようにしましょう。水筒に熱いお茶を入れて持ち歩いてもいいですね。ただしカフェインは体を冷やすので、コーヒーや緑茶はオススメできません。紅茶やプーアール茶など、発酵したものが温活に役立ちます。紅茶には、体を温めるシナモンを入れるのもオススメです。
足の冷えが特に気になる時には、足首サポーターを。人は手首、足首などの「首」がつくところを冷すと、体調を崩すと言われています。それでもまだ足の冷えが改善されない時には、足のリフレクソロジーとふくらはぎの筋肉トレーニングが最強です。
「第二の心臓」ふくらはぎ
冷えを改善するには、体温を上げられる体をつくらなければなりません。そのためには、外からの対策以上に熱を生み出すための筋肉をつけることが大切です。特に「第二の心臓」とも呼ばれる、ふくらはぎの筋肉をしっかりつけることが重要です。
さらに、足が冷えて眠れない時に効果的なのが、指先を中心とした足裏のリフレクソロジー。入浴後、寝る前に行うと足が温まりぐっすり眠れます。リフレクソロジーをする時は、このふくらはぎのトレーニングを組み合わせることをオススメします。筋肉をつけるのは少し時間がかかるので、ふくらはぎのトレーニングは外出先でも頻繁に行って下さい。
ふくらはぎを鍛えても太くはならない?
ふくらはぎのトレーニングをすると、脚が太くなるからやりたくない!と思っている人も多いですが、実はそんなことはありません。
ふくらはぎの筋肉は体の最下部にあり重力の影響を受けるため、冷えや同じ姿勢を長時間続けることで滞った余分な水分などがたまり、むくみやすい部位です。その水分がよりいっそう冷えに拍車をかけてしまいます。ぽっちゃり脚はむくみが原因という場合も。ふくらはぎを引き締まった筋肉に変えていけば、冷えない脚とともに美しい脚も手に入り一石二鳥です。
☆ふくらはぎの筋トレ方法
椅子や壁につかまって立ち、カカトを上げ、ゆっくりカカトを床に下ろす。この一連の動作を10回繰り返す。
※壁に手を添えたり、椅子につかまって行うと安全です。
☆足のリフレクソロジー
1.足の指の各間に手の指を入れて握手をして足首から数回、左右に回す。
2.足の指先を各1本ずつ指のつけ根から引っ張りながら伸ばす。
3.足裏全体を握り拳でサークルトリートメント。
4.ソーラープレクサス(足裏中心にある凹み)を押す。
足が温かくなるまで続けます。
※リフレクソロジーの後はいつものように水分補給を忘れずにしましょう。老廃物の流れやリンパの巡りがよくなります。
土屋朱美
リフレクソロジスト、アロマセラピスト、ヒーラー、エネルギーワーカーとしても20年以上のキャリアと豊富な知識を持ち、その確かな技術と優しい施術に幅広いファン層の支持を持つ。現在、横浜市金沢区みなと旅館内みなと湯、リフレクソロジーサロンにて施術を行っています。
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