疲労感にイライラ…日々の不調解消の秘密は「手」!?
YOLO 編集部
- 2020年04月23日
困った症状にはセルフケア
何だか疲れが抜けない。イライラしたり眠れなかったり、落ち込んでしまう。そんな病気ではないけれど困った症状に、手からアプローチしてみましょう。自分でできるセルフケアだから、気軽に試してみて。
◇疲労感
疲労感は、疲れが取れないと感じる心の問題。そんな気分的なだるさや心の重さを解消しましょう。
指の間を一つずつ十分に伸ばしていきます。気持ちいいと感じるだけ伸ばしてOK。特に開きにくいところを中心に行って。
ストレスがたまっていくと、解消できない心の重みが積み重なり、疲れていきます。その疲れをスッキリさせるのがこの方法。疲れていると感じてしまうのは、全身の緊張感が取れないから。そこで指と指の間を大きく開いて、手からノビノビした状態を作りましょう。疲れている人ほど、手も縮まっています。
◇イライラ/不眠/落ち込み
自律神経のスイッチがうまく作動しないと起こる不調。自律神経のスイッチを押してあげましょう。
手のひらの真ん中。右手の中心はおへそにあたる部分です。まずはここを約10秒指圧。続いて、左の手のひらの真ん中の下のほう、丹田に当たる場所を約10秒指圧。いずれも息を吐きながら行う。
忙しく、ストレスをためることで自律神経の緊張とリラックスのスイッチをうまく切り替えられないと、こうした不調を起こしやすくなってしまいます。そこで、自律神経のバランスを整える「丹田」に当たる場所を刺激しましょう。へそとその下あたりにあるポイントを最低10秒ずつ、息を吐きながらギューッと指圧しましょう。
体の中心「丹田」って何?
丹田とはへその下の奥のほうにあると言われ、肛門を意識的に締めると丹田に気が集まるとされています。ここを中心に体内の気の巡りが充実していれば、心身が安定するのです。臓器としては存在していませんが、具体的な位置はへそと腰椎3番、肛門を結んだ三角形の中心だと言われています。
ライター:幸雅子
出典:『手のひらセルフケア』/「体の不調に合わせたセルフケアでみるみるラクになる!」
監修:龍村修/龍村ヨガ研究所所長。国際総合生活ヨガ研修会主宰。NPO法人YOGA連盟副理事長。学生時代の演劇活動の中でヨガと出会い、’73年に求道ヨガの世界的権威・沖正弘氏に入門。’85年沖ヨガ修道場就任を経て、’94年4月に独立。龍村ヨガ研究所を設置。著書多数。
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