免疫が逆に下がってしまうことも?トレーニングのやりすぎは要注意!
YOLO 編集部
- 2020年04月24日
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丈夫な体に必要なもの「免疫」
私達は日常の中でさまざまな細菌にさらされています。でも、毎日健康に過ごすことができるのは、免疫が体を細菌から守ってくれているから。免疫とは、大きく言えば体の防御システム。体に入ってきた病原体を食べ、抗体を作ったり、感染してしまった細胞を殺したりしてくれます。
内側から丈夫な体を作るには、免疫がカギと言うワケですね。逆を言えば、免疫がうまく機能していないと、風邪などを引きやすくなってしまうということ。そのために気をつけたいことは何でしょうか?
過度なトレーニングは免疫の働きを下げてしまうことも
体を丈夫にしようと、トレーニングなどを取り入れる人も多いかもしれません。でも実は、過度の運動は風邪をひきにくい丈夫な体を作るのには逆効果なこともあるのです。
アスリートや日常的にたくさん運動をしている場合など、強度の高いトレーニングや競技は免疫の働きを下げてしまうと考えられています。運動によって筋肉は強化されるかもしれませんが、免疫の観点からすると、あまりいい効果は得られないようです。
ストレスにも要注意!
また、日常的に精神的なストレスを受けると、免疫の働きが悪くなることもわかっています。ストレスを受けた時に分泌されるホルモンは免疫の働きを抑制してしまうため、結果として風邪をひいてしまったり調子を崩してしまったりするのです。過度なトレーニングなどでストレスにさらされ続けるのも考えもの。自分に合った運動を取り入れるといいですね。
そして、一生懸命やってきた仕事や受験勉強など、本番に向けて体調管理が必要な時は、適度な休息をしっかり取り、ストレスを解消できるように心がけたほうがよいでしょう。
リラックスタイムを充実させて
睡眠不足も免疫の働きを低下させてしまうと考えられています。リラックスタイムを積極的にとって、質のいい睡眠を心がけましょう。適度な運動は、よい睡眠にも役に立ちます。また、生活リズムが崩れると、睡眠の質が悪くなりがち。毎日の生活や食事の時間などを整えることも大切です。
風邪をひきやすい時期には、積極的に免疫を保てるように心がけてみて。何ごともやりすぎは禁物!バランスのよい運動と睡眠、食事を実践してみましょう!
ライター:櫻井麻美(さくらいあさみ)
大学在学中に世界一周をし、卒業後は日本各地に住み込みで働きながら生活を送る。既存の価値観の中で生き方を考えることに違和感を覚え、自分はどうやって生きるのか?何をして生きるのか?について探求している。「生きること」をテーマに様々な角度から発信している。
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